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己れの体を知る
投稿日時 2019-8-17 0:00:00
執筆者 taiwa2
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8月16日、謹行350日目。
職員も体調が戻りて復活する者もあれば、崩れし者もいる。
行する者の第一の心得は己れの体を知り継続できる体をつくることより始まる。
それなくして一千日の長い修行は叶わずとなる。
人間、生きている限り、嫌が応にも環境がある。
本人の身体、家族、職場の人間関係など、様々なことが変化する。
本人自身のことのみでは生きゆくことができないのである。
そういう環境の中で行ずるは甚だ難きとなる。
私の此度の行は、外出、外泊禁が第一の掟となる。
人の死に目にも、墓参も叶わずなのである。
甚だ不自由ではある。
今朝で350日となり、あと650日の日数を重ねねばない。
先を見れば長すぎるほど長い。
しかしながら一日一日、足下を照らしながら淡々と続け行じてゆかねばない。
甚だ難儀なり。
それ故に修行なのである。
令和元年八月十六日 教主
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