年間行事

【年間行事】

「開祖誕生祭」

・とき
12月7日頃(日曜日)

・ところ
大市山大國神社

・開祖ご生誕日
明治43年12月7日

開祖様は小さい頃から非常に身体が弱く、特に14・15才からは 寝たきりの状態が続いたとのことです。

医者という医者に診てもらい、財産を無くすほど病弱で苦しまれました。
18歳の夏頃、一人のみすぼらしい老人が病いで伏している部屋の縁側に立ち、 一杯の水を所望されました。

開祖様は水だけでは気の毒と思われ、 自分の身体の切なさも構わずに、にぎり飯2個を手渡されたと言います。
老人は礼を言い大変美味しそうに食べ終え、帰り際に 「あなたの病気は神様を拝まないと治らないよ。
一週間後にまた来るから考えておきなさい」と謎めいた言葉を残して 立ち去ったといいます。

そして一週間目何かしら気分が優れ、 家の前の小川に出て顔を洗ってみたくなり川辺に立つと、今迄に見た事も、 感じた事もないような太陽の美しい姿が水面に映し出されており、 思わず顔を見上げると燃えるような金光の太陽と、身体の奥深きところ にもう一つの太陽を感じる不思議な体験をなされたのです。

しばし茫然と立ちつくし、いつの間にか涙が顔を濡らし地べたに突伏して、 手を合わせ拝んでおられたと言います。

それ迄は神仏を拝む事が大嫌いで、 まして手を合わせ拝むこと等考えられないことでした。

そして老人の申すが如く、 どうせ長くはない生命なら死んだつもりで拝んでみようと決意し、1 8歳の9月24日に修行に入られたのです。
その後、難行・苦行の修行を積まれ 、昭和31年4月11日、大國主尊さまが神命を下され、世界の平和と万民幸福を聖 願しつつ私達信奉者はじめ、世の人々をお救い致すべく神ながらの道を歩み続けて 来られたのです。大和の信仰をする私達の『いのちの親さま』のご生誕祭です。
開祖様の永遠のご健勝をご祈念致し、お祝いを申しあげます。


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