|
宗教者として
投稿日時 2016-5-11 0:00:00
執筆者 taiwa2
|
5月10日、神和殿にて三座の行を仕え奉る。
何事も神意、吾意の如くは事運ばずではある。
明日は京都に出向し、『第257世・天台座主伝燈相承の集い』に参席させて頂く予定である。
そんな折に、また悲しき事件が起きた。
9日夕刻、中学2年生の女の子が2人で手をつなぎ電車に飛び込み、自らの生命を絶った。
家庭でも学校でもその少女の悩みの姿を観ることはできなかった。
親密なる交わりの欠落が大きな因であろうか。
それほど、感性が薄くなった所以でもある。
このような人を救わなくてはならない。
宗教者として何ができるであろうか。
平成二十八年五月十日 教主
|
|