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表裏一体が世の常なり
投稿日時 2008-5-9 0:00:00
執筆者 taiwa2
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北京オリンピックの聖火リレーが喧騒を醸すなか、エベレストに聖火が登頂したという。
そんな中で、中国の胡錦涛主席が来日した。
歴代首相や関係者とも会議をなし、親日的友好場面が映像に写し出されている。
しかしならが、チベットの人権問題、日本の食生活危機的問題など何一つ先が見えていない。
日本の外交は何故弱腰なのか。
政治的に国民に知らせることのできない問題が秘められているのであろうか。
自国のみの利益追求の外交にあって、日本は日本流の外交手段であってよいのか。
私たち宗教に携わる者は政治には余り関与しないほうがいいのかもしれないが、
憂い大なるは紛れもないことであろう。
人間の心には善もあれば悪もある。人間社会にも裏もあれば表もある。
正なることも視点を変えれば悪にもなる。誠に不可解なる事象でもあるのである。
平成二十年五月九日 教主
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