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復祭9年目・一年之御神託祭
投稿日時 2016-11-29 0:00:00
執筆者 taiwa2
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11月26日、27日と一年の御神託祭の神主奉行の為に潔斎の日となした。
できる限りの神許の範囲に預かるものではある。
御神託祭は私が一番緊張を感じる儀式ではある。
大神様の御心を正しくお伝え出来得るか否かの厳しい状況下の緊張に入る。
神々にご一任し、全託ではあるが、それが甚だ厳しい神事となるのである。
夕刻、神社参集殿に参籠するため入った。
翌28日深夜、不思議なる夢想世界に入った。
此度の一年の御神託祭には大和協力神が一同に会する状を感応するものであった。
そして何故か穏やかにて喜々とする心でもあった。
一時間程すると目覚めを繰り返すごと、三度くらいであろうか。
熟睡はできなかったが、1時半には床を離れた。
潔斎をなし、2時より鎮魂祈念、4時より一年の御神託祭を斎行した。
審神者は相双分祠長の斎藤真由美教師が務めた。
未明の霊示のごと多勢の神々が一同に座す神庭となられたようである。
有り難きことであった。
5時30分に修了し、結びに参列者の皆へ感謝を述べ、帰山した。
神和殿にて一千日大行の鎮魂祈念を行修し、10時に仙台空港へ出立した。
空港ロビーで皆に挨拶をし、一路名古屋へ向かう。
10分程遅れたが、無事に到着した。
バスにて伊勢外宮へ入り正式参拝を奉仕させて頂いた。
御垣内参拝を初めてなされる人もおり、感激されていたようだ。
私は総監等とおかげ横丁にて組紐の羽織紐を求めた。
私のささやかな楽しみの一つでもある。
皆さんとゆるりと個室で直会をなし、私も一年の御神託祭奉行について、
心の随にお話をさせて頂いた。
平成二十八年十一月二十八日 教主
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