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立教60周年に相応しい神祭
投稿日時 2017-6-26 0:00:00
執筆者 taiwa2
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6月25日、早朝は厚い雲であったが、次第に回復してきた。
陽光も差す誠に有り難き天候となった。
天地一切清浄大神業の声明にて大鳥居前より参進する。
全山に響き渡るは実に爽快である。
教職員は夜遅くまで諸準備に忙しく奉仕をしていたと漏れ聞くものであった。
先ず、御本殿にて祓禊祭始奉告祭を執行した。
参列供奉員と一時間余の祈誦をなした。
次に、大廣前火壇御前に列立し、神界・現界・霊界の三界調和を図るべく火水浄化神業を仕え奉った。
大祓の祈り詞が三界を清めゆくを感応するものであった。
この後、鳥船行事、神人和楽おはやし行事と続いた。
火壇と天に聳える御神柱の周りを神言奉唱にて廻る。
次第に神気が渦巻くような陽気の充ち満つる神庭となった。
誠に奇毘なる世界となる。
正に高天原と化し、神身成就の境へと誘われる。
この一年間の御神護に感謝を。
そして、これから一年の御加護を乞い祈むものである。
御本宮に復し、終了奉告詞を申し上げる。
本年は茅の輪を奉製し、更なる身の清めとなした。
再び御神柱御前に列立し、元気に明るく散餅散銭之儀を執行した。
大き福を授かって頂きたいものである。
立教60周年に相応しい神祭を斎行させて頂いた。
神明奉仕にご尽力を賜りし皆様に心からの御礼を申し上げたい。
平成二十九年六月二十五日 教主
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