大和神道 大和教団

50年ぶりの再会

投稿日時 2019-4-16 0:00:00
執筆者 taiwa2
4月15日、謹行227日目。

朝は雨が降り出すも、9時過ぎには陽が射してきた。

11時30分頃に私の明大合気の上原隆則先輩が大國神社に到着された。

大鳥居前にてお会いさせて頂き、ご挨拶申し上げた。

50年ぶりの再会である。

私が大学1年の時の4年生で主将を務めた先輩である。

学生時代よく呑ませて頂いた。

お務めされた会社でアルバイトもさせて頂いた。

桜も四分咲程となりそれなりの色を染めて迎えてくれた。

清々しい御山の自然に抱かれ、境内や御社に感動なされておられた。

本殿にて正式参拝をなされ、祈祷殿特別室にてしばし歓談した。

昔話の中で、私が忘却せし面白い話が飛び出した。

また、先輩はアルコール依存症的な生活を送られていたことを知った。

朝の10時頃より日本酒を飲み出し、一日7合から8合を飲むという。

食事は余り取らないようだ。

お酒が本当に美味いという。

肝機能の数値が大変高いと言っていた。

そのような生活でも生きている逞しい生命力を観るばかりである。

お酒が生命源になっているのであろうか。

統理、総監、秀香君等にてレストランでお昼を接待申し上げた。

お蕎麦にも手を付けず、教団酒である『恵んむすび』のお酒を実に美味そうに手酌で飲まれる。

先輩は再々、「今日、こうして招いてくれて有り難う」と話された。

今回来なければ、もう会うことはできないと思って仙台に来られたと心情を吐露されていた。

後輩の私の為に、こうして来仙、来山下されたことに心より感謝申し上げるばかりである。

3時頃にお見送り申し上げた。

秋保温泉では総監と秀香君に接待をお願いした。

本当に有り難い日を頂いた。

修行成満には今一度お会いできることを乞い願った。



         平成三十一年四月十五日 教主




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