大和神道 大和教団

己が力では守り得ぬ世の中

投稿日時 2019-5-12 0:00:00
執筆者 taiwa2
5月10日、謹行252日目。

今朝は巡拝をゆるりとなした。

教職員等の行き届かぬところがたくさん目につく。

動線を広げよと指示するがなかなか動かない。

頑迷なる心を信仰にて向上してほしいものと願っている。

朝から相談事の多い一日となった。

如何なることがあろうとも前に進む力である。

夫々に相応しき教えによる導きが要となる。

信解信行の力を身につけさせていかねばない。

またもや母子が車にはねられた。

神仏に願うばかりの生活となしえねばない。

己が力では守り得ぬ世の中となった。

恐ろしきことである。

翌11日、謹行253日目。

教座にて祝詞を捧げるということは、神も仏も万物の御霊も

生きているという確信に基づいてのことにあるを解き明かした。

今朝は拉致関係の安藤参与も参行された。

驚きと納得の表情であった。

教座後に総監、担当教師等が富山瑞詮寺に出向した。

世話になりし方々と夕食を道場にてなすという。

明朝、開祖様の奥都城の築山を検証し、御遺骨の埋納の状を確認すべく準備を統理に指示した。

芝生をはがしたり諸準備を遂行させた。

御神意による埋納なるも14年を経ている。

自然は予期せぬ出来事も生じるなればの思いによるものである。

今日も夏日で暑い一日であった。



         令和元年五月十一日 教主




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