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山形県修行生成満
投稿日時 2009-3-16 0:00:00
執筆者 taiwa2
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三月十四日、山形県から修行に来られていた二十歳の青年が、
百日間の大國神社参籠にての奉仕を修了した。
中学生の頃には祖父に連れられ、お百度詣神行に参加したこともあるという。
少年期にはいじめにもあい、自分を強くするために身体を鍛える努力をしてきたようだが、
今回は自らの心と精神を鍛えるために神社に身を預けてきた。
将来は苦しかった時の自分を支えてくれた、ある職業に就きたいという夢があり、
これから山形に戻り、その夢に向かってお金を貯めるという。
どこまでやれるかは定かではないが、目標に向かって努力することは
人間としての価値を養う大切なことである。
修了の奉告祭においては、私の贈る言葉に両親と共に涙を流していた。
修行のあとの感激、感動を共有できるは誠に嬉しい限りであった。
直会では神社職員等も参席し、夫々が祝福の言葉を贈られた。
両親も当人も心よりの感謝の姿を表わして、最後は境内地全てのお社を
お参りして山形に帰られた。
さぁ、今後も大神様に導かれ、祝福ありし人生を祈るものである。
百日間修行満行、おめでとうと称えたい。
平成二十一年三月十七日 教主
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