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我が片腕、幽世に逝く
投稿日時 2009-6-18 0:00:00
執筆者 taiwa2
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北朝鮮の動きがまた騒がしくなった。
鳩山邦雄総務大臣の辞任など、政局も更なる混迷をきたし始めている。
そんな世情の中、この十四日に教団の柱の一人である教師が帰幽した。
心筋梗塞であった。
今日の今日まで元気に会議にも出席していたのに、一夜明けし未明には
身退けし出来事に言葉もない。誠に口惜しい限りである。
十五日に通夜祭、十六日に本葬となりお別れをした。
大勢の教信奉者の皆が参列お別れをした。
慰霊祭詞に『朝に紅顔、夕には骨』との件があるが、正にこのような状ではあった。
されど大和の教師として鋭意専心、善導救済の奉仕に精魂傾けての生涯であった。
六十二歳の齢とは云え、百年以上の価値ある生涯であったものと思う。
一人息子さんが出棺前の棺で眠る母に向かって、
『親不孝ばかりしてきたけど、生んでくれて有り難う』
との精一杯の感謝の情を示した姿に胸熱くなるを覚えるものであった。
心よりご冥福を祈るものである。
平成二十一年六月十七日 教主
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