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袋背負いの神行
投稿日時 2020-4-28 0:00:00
執筆者 taiwa2
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4月26日、謹行604日目。
謹行教座にて田中教師に神拝詞の『誓詞』を解釈させた。
明快なるものに非ずして説き示した。
9時より天神大御神御神霊鎮之儀を斎行した。
先に合格祈願社に奉斎せるも御神託によりての神事を奉修した。
祈祷中に神霊の交感となり胸の熱くなりしを感応する。
有り難き神儀となった。
奇すしき智恵をもって弥栄の道を開かしむるを乞い祈まん。
ある教職員の未だ迷妄我執なるの姿に心傷みしなり。
大神のみちびきをもって心清めなし、目を醒ましてもらいたい。
山野草公園への入園者が境内の珍種の木を折って持ち帰ったようだ。
心なき仕業に心が痛む。
御神木の標札を立てることにした。
翌27日、謹行605日目。
新型コロナウイルスの影響が押し寄せてくるのを感じる。
三山神社も湯殿山は5月末まで有料道を閉鎖し、参拝ができないようだ。
神祭も8月まで中止とのことで、厳しきことである。
私共も春の大祭は前日祭を中止とし、29日の本祭も儀式のみとなった。
教師等に儀式内容について指示をする。
私も二代目として誠に厳しき試練を課せられた。
全てを必要な修行として、大国主大神の袋背負いの神行として身を挺している。
世の中の人々の多くも同様に苦境に立ち向かっている。
早い終息を願い続ける。
令和二年四月二十七日 教主
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