大和神道 大和教団

水墨画の如き原風景

投稿日時 2020-7-6 0:00:00
執筆者 taiwa2
7月4日、謹行673日目。

朝方に強い雨降りとなった。

紫陽花が美しい。

雨に煙る大市神山も水墨画の如き原風景を醸す。

今朝も仕事の仕方を指導した。

今時の者は掃除の仕方を知らずを改めて知るものであった。

帰宅なし、明日の特別神事の祝詞、祈願詞等をまとめて清書した。

大市神山三山参詣行事も新型コロナの影響で一進一退の日が続いている。

誠に厳しい状況であるが、教師役員の皆の力を期待したい。

翌5日、謹行674日目。

本日の謹行は本田教師一人の奉仕であった。

一所懸命に努力している姿に神身を観るものである。

有り難く手を合わすものである。

家庭自修行二百日間の修了奉告之儀を執行した。

よろしき道の開きとなりしを感謝せん。

9時より特別神事を執行すべく祈祷式を説く。

その折、身上生活のことを尋ねる。

一時間程にもなった。

篤心者の一人ではあるが、初めてその実情を知るものであった。

何が何でもお救いせねばの意を強くするものとなった。

九州・鹿児島、熊本の豪雨被害を報道で知る。

大き災害が当たり前の如くなりつつある。

これも温暖化による異常現象より起こるものであるは否めぬ事象であろう。

生命身罷りし人のご冥福と、被災地の一日も早い復旧を願うものである。

新型コロナの疫難と、次々に起こる事変に私共人間はどう受け止め、何をするかである。



         令和二年七月五日 教主




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