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奇毘なる神象
投稿日時 2021-5-5 0:00:00
執筆者 taiwa2
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5月4日、謹行977日目。
初夏の陽気となる。
今日は帰山後、鎮魂祈念にて今後の教団運営等を思念思考にて神託した。
教師等の道を開くべく夫々の智恵をもち、ご神助を拝受して頂きたい。
教座にては昨日報告されし一つの霊験を回示する。
大神が私共の願いを叶え下された奇毘なる神象であった。
90歳ともなる信仰者の信仰を同居せる息子さんが断ち切ったのだが、
心開き信仰の甦りを図る場を与えて下された。
母親も安堵して満面の笑みを見せたという。
開祖様の代よりの信仰者を救うべく、息子さんに覚悟をもって説くを願って一ヶ月後に、
何故か神光殿に付き添いで来られたという。
担当巫女教師も驚いたようだ。
最初は難しい怖い顔であったが、帰りは和みの顔と変化して全てを理解されたという。
親として信仰教育のできなかったこともあっただろうが、ご神助を授かりし神図りの出来事ではあった。
これを機に信仰継承の縁ともなれば心するものである。
令和三年五月四日 教主
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