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善導救済の試練
投稿日時 2019-1-4 0:00:00
執筆者 taiwa2
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1月2日、謹行124日目。
天空に三日月に連なりて金星が輝いていた。
こういう光景を私は初めて仰ぎ見た。
本殿にての祈りの後、参行者一同にて言霊祓行を修した。
祖霊殿にては、月始祭の浄霊祈祷も併せて執行した。
教師等の昨日の不行届きを深省指導をした。
参拝者も早くから参拝に来られている。
今日も天候は良いようである。
昨日に引き続きて御山繁昌を乞い希うものである。
帰山なし、届けられた賀状を見る。
来年は一文を添書をの思いが芽生える。
せっかくの賀状ではある。
少しでも感謝の想いを表したいものである。
翌3日、朝は雲厚かりしも日中は太陽が照る。
謹行125日目。
正月三が日の奉仕の教師、信者も参行した。
今朝も考えられぬ事が起きた。
教主浅沓の替えの一足を勝手無断にて使用したのか、
事もあろうに泥をつけたまま他の沓棚に置きなす現場を見る。
誰がこんなことをするのだろうか。
信じられぬ光景に愕然とするばかりであった。
統理にそれなりに確認するよう命じる。
何れにしても由々しき事態である。
このようなおぞましき人間がまだいるのかと辛き極みではあるが、
まだまだ救い難き業の深き者が実在するを空恐ろしく感ずる朝となる。
これも私に与えられし善導救済の試練なのであろうと受け納めるしかない。
一切を救わねばないという厳しき道なのである。
平成三十一年一月三日 教主
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