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神・仏・人との融合
投稿日時 2010-3-21 0:00:00
執筆者 taiwa2
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3月20日、開祖様の七年祭が奥都城御前にて、
及び万霊慰霊祭、水児慰霊祭が暖かい春日日和の中で
斎行された。
午前十時より午後二時頃迄の祭儀時間であるが、
夫々の祭儀は厳粛且つ奇毘なる有り難き時間を
共有するものである。
大和の祈りを参列者全員で奉誦す。
穏やかなる祈りの響が祈祷殿内に霊引(ひび)き
一万程にも及ぶ御霊の慰霊となる。
美しく祀られし御霊代(みたましろ)、帰神串、梵天、
御灯明(みあかり)、季節の花々と、そして盛り沢山に
供えられし御饌津物(みけつもの)と、その様は正に
淨霊世界である常世国(とこよのくに)を顕現するものである。
幽冥大神、大和の地蔵尊、そして大和御祖さまに導かれし
世界である。
仏教の言葉を借りるなら極楽浄土というべき世界であろう。
神・仏・人との融合の幸せなひと時を過させて頂いた。
『先祖の供養は我が身の供養。我が身の供養は先祖の供養』
なることを深く覚らせて頂いた今日の慰霊祭であった。
平成二十二年三月二十日 教主
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