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大和の神光
投稿日時 2010-9-14 12:00:00
執筆者 taiwa2
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人間、今迄仕事をしてきた人が辞すると何故に老ける人が多くなるのか、
家で孫と過す時間が長くなったり、
趣味で過したりとするようだが、
なかなかに生甲斐とまでは行かぬようだ。
家族を支え何らかの形で会社に社会に貢献しているという仕事と、
趣味の世界では生甲斐は天と地程の間が出てくるようだ。
先日あった二人の友人の姿が誠に対照的であった。
60才、65才でリタイアの人が多い世間となっているが、
二十年、三十年と生きてゆかねばない。
病体ではどうにもならぬ。
健体で働き過せる環境にある人は幸せである。
人間の寿命が延びるに有り難いことではあるが、
反面、難儀なこともある。
大家族制度が保たれている社会にあっては大切にされてきたであろうが、
今の家では希望の光は余り見ることはできないであろう。
如何に世の中、
世の様は変化しようとも人間は生命ある限り行き続けねばない。
大和にはその神光がある。
平成二十二年九月十四日 教主
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