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秋の御行『六根大行 第二日目』
投稿日時 2010-9-27 0:00:00
執筆者 taiwa2
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翌26日、皆午前1時前には起床す。
2時より湯殿本宮大前にて座行す。
寒気強し、一雨さぁと降るも行中は雨落ちずであった。
時折雲間より月光が覗く。
二時間の祈願行、奉誦の響が、鈴の振音が身魂を清める、
六根を清め給へり、湯殿山での行を終え、一路大國神社へ。
小休憩の後、巡拝行、続いて大國広場にての祈願・浄霊行を執行す。
陽光の日射しは熱い程であった。
二日間の行中、様々の気象の変化である。
厳しく暖かき天の動きである。
昨年にも益してのよい行となった。
御神導・御神助の任に教信奉者一同、只管行じた。
己の心次第にて生きた行となるか、
死んだ行となるかである。
本教団三大行である五月の禊大行、九月の六根大行は終えた。
十一月の十種大行をもって結行となる。
本教の行を根幹とする宗教たるをよく心得ねばない。
“行ほど尊いものはない”
の御教えを守り実行してゆかねばない。
平成二十二年九月二十六日 教主
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