大和神道 大和教団

冬至星祭

投稿日時 2006-12-25 0:00:00
執筆者 taiwa2
十二月二十二日、午前零時より冬至星祭が斎行された。

年内結びの大御祭である。山上よりご神火が地上に送火される様は、

正に天の火が地上に降るがごとくの神秘的な光景である。

天気予報は当初雨マークであったが、前日には曇りマークとなり、

当日は星の煌きが見えるほどの星空となった。

この日もそうだが、有り難いことに本年の祭事は悉く晴れとなった。

儀式では、本年も六千人に近い人々の星巡りを祈願させて頂いた。

冬至節という一年の中で一番夜の長い日を境に、昼が少しずつ伸びてくる。

天地の陰の気が、次第に陽の気が射す変化を醸す。

星の祈願はその天地の摂理を拝し奉りての神事となる。

本教団には数々の神伝神授の儀式がある。

全てが天地の摂理に相通ずるものであることを、行ずれは行ずる程に深く深く悟るものである。

それ故に、深夜の寒い中での神祭ではあるが、更に多くの方が参列者となり、

自らその稜威を感得して頂きたいものと願うものである。


         平成十八年十二月二十五日  教主




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