大和神道 大和教団

被災地へ鎮魂巡行

投稿日時 2011-4-2 0:00:00
執筆者 taiwa2
四月一日、月始祈願祭の後に被災地へのお見舞いと鎮魂巡行に出た。

仙台平野岡田地区より菖蒲田浜〜七ヶ浜〜塩釜〜松島〜石巻〜女川地区と巡った。

どこもかしこもこれまでの美しい風景は消えていた。

誠に無惨極まりない現場である。

どれだけ多くの人が、どれほどの想いをもって身罷りし事であろうか。

そして、電気、水道、ガスもない生活、布団に休める場所もない多くの

避難者の方々の想いはいかほどであろうか。心が痛むばかりである。

そしてこのような中でも生き延びた人のあることに光を見るものであった。

我が教団関係者の生死の報を知る度に一喜一憂する。

田畑は塩害で駄目であろう。海も荒れ、当分はやはり駄目であろう。

農業、漁業、各種産業もしばらくは厳しいであろう。

生活の先行きも見えない。

日が経つごとに現実の不安が押し寄せてくるであろう。

こういう時だからこそ、大和は生きた宗教をしなくてはならない。



         平成二十三年四月一日  教主




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