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自然生命体の摂理
投稿日時 2011-4-16 0:00:00
執筆者 taiwa2
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四月十四日に十五歳未満で初めて法的に脳死と判定された少女から提供された
臓器の移植手術が全国五病院で行われ終了した。
東北大学病院でも肺を女性に移植したと報道された。
我が教団の教えから云えば背反行為となる。
自然生命体の一部である人間だけが、科学進歩の力にて他人の臓器を移植してまで
己の生命を保持することは自然生命体の摂理に叶うものであろうか。
自らの力で食べることもできず、まして呼吸することもできない身を、
過ぎる力にて保持することは如何なものかと考えざるを得ない。
生命の営みは厳しきものでもある。
人間だけが許されるべきとの考えは慎まなければならないと私は思考する。
小なるものの調和は破壊への道となる。
大なる宇宙、自然の営みの大調和こそ永遠の栄えの基である。
科学技術、医学技術の進歩も大調和をもって究学してほしいものである。
平成二十三年四月十五日 教主
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