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修行生来たる
投稿日時 2007-1-20 0:00:00
執筆者 taiwa2
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昨年末に三十三歳になる女性が修行生として入行した。
本年六月までの半年間ではあるが、これまでの勤め人を辞めて、
神奈川県より仙台の住人となった。
生活環境が全く変わり、現在午前三時に起床して、私の寒中謹行に参行、
その後は大國神社で奉仕する生活である。
師走の晦日より初詣受け入れとも相成り、誠にハードな日々を過ごしている。
正月二日からは、ご本殿での玉串榊奉献のお役で、寒風の中での長時間の奉仕により、
少々体調を崩した感もあったが、寝込むことなく乗り切った。
この年代の女性としては、非常に強い精神力を持っているものだと感心するばかりである。
そして昨日、初詣の折、玉串榊を奉献した友人が奇跡的に事故から守られたと、
一人の女性が神社に本人に代わりお礼参りに来られたという。
修行者巫女はその話を聞いて、心の底から感動し、
修行早々より大きな喜びを感得したようだ。
神々の奇毘なる図りである。
私自身もその喜びを共有出来得たことに感謝するものである。
平成十九年一月二十日 教主
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