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平成24年・一年の御神託祭斎行
投稿日時 2011-12-1 0:00:00
執筆者 taiwa2
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十一月二十八日、午前四時より「一年の御神託祭」を斎行した。
三日程前より身口意を殊の他慎み、潔斎をして神々をお迎え申し、
種々お諭しを拝し奉った。
本年の審神者は嗣親が新宗連青年会50周年記念式典の出向により不在にて、
斎藤理事教師の初めての奉仕となった。
数日前よりの習礼を重ねて臨んだにも関わらず緊張の姿を観るものであったが、
無事にその大役を果たされたようである。
神主、審神者共にの御神導に心より感謝申し上げるばかりである。
儀式終了後、富山の瑞詮寺に8名で出向した。
新宗連青年会50周年式典に出席した者も二人参加したが、
ほとんど睡眠をとっておらず、バスの中では爆睡の状であった。
ご苦労の限りではある。
今回は現地の役員の方に、近隣の人にもお声掛けをお願いしたところ、
三十人もの人達が参列して下された。
13年もの間、無人であった寺の再開であるが本当に有り難いことであった。
住職の尼僧が私に寺の一切を、そして病体の身上の身の預かりを願われる書状を
読ませて頂くと、多くの方々が涙を流されていた。
私も一人の人間として約束をした限りは、
この寺を護らせて頂かねばとの決意を新たにするものであった。
瑞詮寺への想いをもたれし人々が、今尚おられることに
手を合わせ感謝するものである。
28日より29日の二日間ではあったが、なかなかの厳しい日程ではあった。
皆の奉仕に感謝するものである。
そして謹行会のお取り次ぎを賜りし坂井氏のおこころに
重ねて感謝するものである。
平成二十三年十一月三十日 教主
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