大和神道 大和教団

人間の脳意識

投稿日時 2011-12-18 0:00:00
執筆者 taiwa2
十二月十六日、野田佳彦首相は福島原発事故について

「原子炉は冷温停止状態に達し、事故そのものが収束に至ったと判断できる」

と述べ、事故収束工程表『ステップ2』の完了を宣言したとの報道があった。

いずれにしても明るい報ではある。

ここまで来るのにどれだけの人が、どれほどの厳しい環境下のもとで

従事されてきたかを感得しなくてはならない。

関係者に無条件で感謝である。

その反面、マンション10階より父親が自分の幼児を放り投げたという事件もあった。

植込みに落ちて九死に一生を得たそうだ。

母親、父親による我が子への虐待報道が続いている。

生命の尊さの教育、躾がなされていない所以である。

日本人の殊に青少年の心が荒んでしまった原因はどこにあるのだろうか。

当たり前に育つ環境が当たり前でなくなったところに問題がある。

私達が育った家庭、学校、社会も消失していることに気付かないままにきてしまった。

意識の変革がなされなかったのである。

人間の脳意識とはそんなものなのである。



         平成二十三年十二月十七日  教主




大和神道 大和教団にて更に多くのブログを読むことができます。
https://taiwakyodan.org/x

このブログのURL
https://taiwakyodan.org/x/modules/weblog/details.php?blog_id=453