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出雲参拝へ出立
投稿日時 2012-4-1 0:00:00
執筆者 taiwa2
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3月29日から30日の一泊二日にて出雲参拝へ出立した。
交通渋滞により一人飛行機に遅れてしまったが、単独で出雲まで辿り着いた。
一日目の熊野大社、八重垣神社には合流できなかったが、
翌日の出雲大社は皆でお参りさせて頂いた。
その心に信心の篤きを観る想いであった。
此度は外孫も同行した。
大阪、出雲は初夏のような天候であった。
熊野大社では鑚火殿の説明を頂き、私も記憶が鮮明に甦った。
千家管長様がこの大社の宮司をなされておられた時に度々お参りをさせて頂いた。
八重垣神社では境内地にある奉書紙の上に10円玉、100円玉を乗せて
15分以内に沈むと願いが叶うという神占が大人気であった。
一つの特質があるとその社寺は多くの人が立ち寄る。
これが世間一般の常なのであろう。
そのうちに我が大國神社にも一つの神事神占を
神々は授け給うであろうことを予期するものである。
出雲では数年ぶりに竹野屋さんに参籠させて頂いた。
昭和23年に一ヶ月程お世話になり、
八雲の滝で滝に打たれながら修行させて頂いた。
神迎祭より神在祭まで参列もさせて頂いたことを懐かしく想い起こす。
当時の方も二人程、元気にお勤め下されていた。懐かしい限りである。
奥様もお元気でなによりであった。
翌朝は2時に何時もの如く起床した。
潔斎なし鎮魂祈念を行じ、5時よりの特別行を執行する。
27名参加者のうち、22名程が参列しての祈願・慰霊を事なし、
一時間余の謹行を行修した。
教団の参拝団は必ずこの修行が行じられる。
普通の物見遊山の観光ではないのである。
先祖、前世の因縁解除の道も図られるのである。
8時15分に竹野屋さんを出立、出雲大社へ向かう。
9時前には権宮司千家和比古先生にご挨拶申し上げ、
此度の御造営に心ばかりのご奉賛をさせて頂いた。
仮本殿前にては千家隆比古先生にご挨拶申し上げた。
千家管長先生にはご体調のこともあり、残念ながらお会いすることはでき得なかったが、
早い時期にお会いさえて頂き、感謝申し上げなくてはと願っている。
私共教団開教神であられる大國主大神の神縁に結ばれての感謝参拝である。
有り難く手を合わせ帰仙した。
一泊二日の忙しい参拝の旅ではあったが、心温まる人々との交流でもあった。
来年5月は御本殿遷座祭である。私共も参列させて頂くことになろう。
そして伊勢神宮の遷宮もある。
御神導・御神助にて災難なく天気にも恵まれた2日間の参拝となった。
平成23年度の結びの行事もこれで全て終了させて頂いた。
感謝するばかりである。
平成二十四年三月三十一日 教主
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