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如何なる事にも挫けぬ
投稿日時 2012-6-3 0:00:00
執筆者 taiwa2
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6月・水無月に入った。月日の流れは早いものである。
早朝の神社は実に清々しい。青葉の息吹、風のそよぎ。
正に祈りと風と杜の神庭である。
5時よりの月始祈願祭に秋田、山形よりも参列された方がおられた。
夫々に夫々の想いがある。生きる為に皆が努力している。
大神の導きをもって皆を幸せにと願うものである。
私は日々の拝神にて
「如何なる事にも挫けぬ強き勇気と智恵と体力と正しき霊感を授け給へ」
と念じている。
この祈念詞を全うするに自らの信仰信念をどれほどもてるか。
その身と心魂を築きあげるのに何をどのようにして鍛えていくのか。
「如何なる事にも挫けぬ」
などとは簡単に願い上げられるものではないことを私は実感している。
祈願をなせば神々は簡単に御力を下されるのではない。
神々の御力を賜るべく何をどう努力するかである。
信仰生活の篤きをもって神を人を動かす力を身につけなくてはならない。
万物一切を生かす感謝の心をもって。
平成二十四年六月二日 教主
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