大和神道 大和教団

何もできない社会構図

投稿日時 2012-7-9 0:00:00
執筆者 taiwa2
7月8日の新聞に大津・中学2年生自殺の件で

更に生々しいアンケートの回答が掲載されていた。

それを読んで怒りと悲しみとやるせなさが込み上げてきた。

『亡くなられた次の日、いじめていたとされる同級生3人が

現場に行き死体捜しをした』

『まだやることがあったのに』

『何や、死んだのか』

という言葉が載っていた。

もう中学生の言葉ではない。

人を死に至らしめた罪の意識は微塵もない。

冷血なる人間というより、冷血なる魔物としか云いようがない。

この少年等の親は一体どんな親なのだろうか。

我が子の悪行を少しも感じ得なかったのだろうか。

陰湿極まりない『いじめ』に学校も教育委員会も警察も、

そして親も何もできない社会構図になってしまったのであろうか。

子供等や少年少女等を守らなければならない。

悪にも強くならねばない。

自殺した少年の生命を無駄にしてはならない。



         平成二十四年七月八日 教主




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