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先祖から頂いた宝
投稿日時 2012-10-8 0:00:00
執筆者 taiwa2
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10月5日、秋之宮道場所属の24歳なる青年の50日間参籠奉謝行が満行日を迎えた。
私は5日から6日と富山出向の為に終了式には参席は出来得なかったが、
道中に彼の将来の為に大きな力となることを祈らせて頂いた。
稀にみる好青年であった。
日本人としての優しさ、粘り強さを持っていた。
今の社会では生き辛い心と案じてはいるが、
先祖から頂いた宝として力強く生き抜いてほしいものである。
富山出向は二ヶ月ぶりであった。
日本海の海や景色を楽しみながら出向をさせて頂いた。
我が先祖の寺を護持すべく、紆余曲折ありながらも落ち着くべきところに着地したものと思う。
全てが神図りであった。
時を経て、何れの時にか一つの奇毘なる談としてまとめてみたいとも思うものである。
富山人の心にも触れさせて頂いた。
温かく迎え入れる人もいれば風聞のみで拒む人もいることは、この世の慣いではあろうが。
平成二十四年十月七日 教主
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