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顕幽の隔てない幸せの道
投稿日時 2012-10-12 0:00:00
執筆者 taiwa2
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10月10日、神社にて秋田の方の特別供養を奉行した。
一昨年にご長男を、昨年には奥さんを亡くされた方であった。
二柱の故人に対する懇ろな供養を厳修させて頂いた。
この方も後追いをして死んでしまうかとの心の闘いがあった2年間であったそうだ。
それでも儀式後は、清々しいお顔立ちになられ、これからは息子や妻の分まで明るく生き抜くことを約束された。
秋田県は日本で一番自殺者の多い県とも言われる。
日本中で病死、事故死を越え、自殺者は年間3万人を超える社会現象となっている。
私たち宗教者もこの現状を看過することはできない。
多くの悩める人々をお救いすべく、アンテナを張り巡らさねばならない。
その為には信奉者の皆の積極的な協力を願わなくてはならない。
大和の庭に誘って、心の清めを為し、元気を共有したいものと思うものである。
大神より顕幽の隔てなく幸せの道をお授け頂きたいものと乞い祈むばかりである。
平成二十四年十月十一日 教主
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