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石より教えられし日
投稿日時 2012-12-29 0:00:00
執筆者 taiwa2
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12月28日、三日間結びの感謝行を奉行した。
三日間とも月の満つる美しい空を拝することができた。
積雪を踏みしめての参拝も実に気持ちよいものである。
凛として神気漲る行場にて、行を仕えることのできる幸せを
全身全霊にて感体感応するものである。
本年の3月より毎月、禊祈願行と称え有志者と共々に行じさせて頂いた。
夫々が早朝より行ずる力を世の為、人の為に発揮する
生きた行としてほしいものと願うものである。
行を終え、福島の田村へ出向した。
復興祈念碑の文字刻みの寸法取りを確認すべくであった。
先日も石を見に行ったが、何度となく通いて、
石質や石念をも感じられる自分に驚いている。
万物一切を生かす心の実践行の一つとなった。
本殿前に手水石をもと数個の石を観る。
このような石を磨くとこんなにも美しくなるものかと。
心も磨きに磨けば、美しく輝きて尊い人格を形成できるものと
改めて石より教えられし日ともなった。
平成二十四年十二月二十八日 教主
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