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日本人の心の教育
投稿日時 2007-6-8 0:00:00
執筆者 taiwa2
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自殺者が九年連続で三万人を超えた。
その中には小中学生も含まれている。
小中学生自殺者の大半はイジメによる被害者といえるであろう。
日本人は何時から弱者を集団でイジメ続けるような人間になってしまったのだろうか。
人間としての教育をどのような場でどのように行っていくべきなのか。
家庭教育に問題の根幹があると覚りつつも、
現社会環境ではそのこともままならないのが現実ではある。
戦後教育・金銭物質万能主義のあり方の影響が、
今になって人々の心の病と化して現れているのであろう。
コムスン問題、社会保険庁問題などもそういった国家の乱れの象徴ではないだろうか。
国民の血税を無計画に垂れ流し、更なる負担を背負わせようとする政治家たちの
愚意愚行には呆れるばかりであるが、そのような政治家たちを選出してきた
我々にも問題があることも覚らねばならない。
このような過ちを繰り返さぬよう、これからは将来を見据えて考え生きていかねばならない。
そして我々宗教者は心の教育を未来永劫に伝え説いていくことが使命であると
自負するものである。
平成十九年六月八日 教主
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