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奢り驕れる者の落日
投稿日時 2013-11-16 0:00:00
執筆者 taiwa2
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国内外を問わず災害の模様を殊更に書くことをはばかる我がいた。
書き始めると無念なる人々のことを想い出し、胸痛むを禁じ得ずであったからである。
身罷りし人々のご冥福を祈るばかりではある。
徳洲会関係者の選挙違反事件より端を発し、その一族の姿が浮き彫りになってきた。
奢り驕れる者の落日の状を見るものである。
長野の年金基金を横領した事件やら、世相の歪みを観るばかりである。
そんな最中、この11月8日に歌手の島倉千代子さんが身罷ったという。
3日前にレコーディングをされたという。
葬儀では最後の録音となった「からたちの小径」と
「できる限りの声で歌いました。人生の最後に素晴らしい時間をありがとうございました」
と話す肉声が流されたという。
『人生いろいろ』の歌詞の如く、人に騙され多額の借金を負い、
病を患っても歌手人生に生涯をかけられた方である。
幽冥大神も手をのべ迎えられることであろう。
平成二十五年十一月十五日 教主
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