大和神道 大和教団

十種大行・大祓百度奉称千度祓大神業

投稿日時 2013-11-25 0:00:00
執筆者 taiwa2
11月23日、24日の一夜二日にて三大行の結行である十種大行が行修された。

初日は早朝8時より受付をなし、御本宮の正式参拝をなし、

私の講義を一時間余ことなし、此度の行次第、行法を説かせて頂いた。

始行奉告祭に引き続きて浄霊祈祷・心願諸願成就火祭祈祷謹修、

引き続きての清掃奉仕の後、夕刻5時半よりお粥の食事を頂き、早めの就寝を促す。

日昼どうしても参加できぬ人が若干名、夜遅くに入山参籠す。

私は午後の11時に起床し潔斎の上、鎮魂をなし、

午前1時よりの大祓百度奉称千度祓大神業に臨んだ。

12時間に及ぶ大神業である。

高齢者、身体の弱者の参行者もありて、正直多少の不安もあったが、

皆の精進によりて、全員が無事満行できたことに、

大き神々の『みちびきとおたすけ』を拝し奉りし事に感謝すばかりであった。

9人の先達教師が一座十遍奉称をもってのものであるが、

3人三座をもって小休憩を入れての次第であった。

それでも3時間余は祈り続けねばない。

睡魔にも襲われ、足の痛みに耐え、喉の痛みをも超えての修行ではある。

十座目は私が奉行、修行者、祈願者の心願諸願成就を重ねて乞い祈み上げた。

参行の御霊の霊の進みあらしめ給えての、幽顕一如の修行ではある。

老若男女の修行者なるも、夫々が厳しい行の成満に満足の表情であった。

そして和顔なるは正に神身の姿を観るものであった。

大先達者としての行冥利に尽きる瞬間でもある。

そして、神威開顕の証左として、昨年比239%の驚異的大神業となった。

これよりは修行者・祈願者の願事は次々と成就なし、

行恩感謝の朗報が届くであろうことを確信するものである。

改めての御神導・御神助に伏して感謝するものである。



         平成二十五年十一月二十四日 教主




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