大和神道 大和教団

奈良吉野・伊勢巡拝行

投稿日時 2014-3-6 0:00:00
執筆者 taiwa2
3月2日より4日までの二泊三日にて恒例行事の一つである『奈良吉野・伊勢巡拝行』に出立した。

昨年9月1日に行われた外宮のお白石持行事に奉仕をさせて頂いたことの『おかげ参り』でもある。

第一日目は、ガイドさんに誘われて大阪の住吉大社へ初めて参拝させて頂き、

次に吉野神宮を正式参拝させて頂いた。

河﨑宮司さんの温かいお迎えの中でご祈祷を拝受、私も心中祈念申し上げた。

記念写真を撮影後、美味なる葛湯を賜りてお見送りを頂き、東南院さんへ入る。

私のことを生前大変お世話して下された金峯山寺元管長であられた五條順教先生の御霊前に

本年もお詣りさせて頂くことの感謝を申し上げさせて頂いた。

東南院さんで直会後、静かに床に就く。

3月3日、2時半に起床し潔斎、鎮魂をなす。

5時より1時間30分程の禊祈願行並びに浄霊行を執行した。

朝食を頂き、8時30分より金峯山寺五條管長先生と親しくお話をさせて頂き、

蔵王堂にて護摩祈祷を拝受した。

祈祷後、奉仕された山伏の皆様と記念写真を撮らせて頂いた。

山伏の皆様に誠に丁重なるお見送りを頂きながら、伊勢外宮へ。

午後2時過ぎ頃より太々神楽を拝受、美しい儀式に心清められ、

舞楽にて心豊けきものを拝した。

その後、鳥羽にて二泊目を過ごす。直会では岩本教師の歌などに

腹を抱える程に笑わせて頂いた。

実に楽しい時間を過ごさせて頂いた。

岩本教師は今年の3月3日で結婚12周年を迎えたという。

心より言寿ぐものである。

3月4日、午前3時に起床し鎮魂をなす。

青空の下、太陽に照る海原が美しい。

朝食後、内宮の御垣内を参拝した。

二日間に亘り崇敬会の岡野氏に案内を頂き、大変勉強をさせて頂いた。

今朝もご神導にて大き団体の狭間にて心静けく御垣内参拝をさせて頂いた。

伊勢の参拝は既に1,400万人を超えたという。

この3月は神社関係者で賑わうそうだ。

これだけの人が、日本に誇りをもち、子孫に語り継いでいくならば、

日本精神の再生も可能であろうと期待するものではある。

お参りの後、おかげ横丁を少し散策し、伊賀組紐の羽織紐等数点を買い求めた。

ここでの品を求めることも楽しみの一つではある。

美味なる『はまぐり焼き』や『伊勢エビコロッケ』等も頂いた。

これも旅ならではである。一雨来るもほどなく止んだ。

猿田彦神社を参拝なし、これで全ての巡拝を無事終了させて頂いた。

出発前日の鎮魂祈念にて、太々神楽を内宮より外宮にての変更をはじめ、

諸々の御神導を拝し奉った。

その大き御蔭にて混雑に捉われることなく、

ゆったりと参拝することができたのは誠に有り難き極みであった。

奇毘なる神々の誘いであった。

心より感謝申し上げるばかりである。

本年も多くの方々との良き縁を拝し奉った巡拝行となった。

本部教師の奉仕にも感謝である。


         平成二十六年三月五日 教主




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