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『親謁の儀』
投稿日時 2019-4-19 0:00:00
執筆者 taiwa2
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4月18日、謹行230日目。
大市神山も桜が満開となった。
早朝の御山は実に清々しい。
神気漲るを肌に感じる。
ウグイスの鳴き声も心地よい。
路面にトビが佇みて飛び立つをしばし待つ。
謹行後、11時より霊界婚儀を執行した。
現世の結婚之儀より厳粛な儀式ではある。
参列者は儀式の進みにて次第に感極まるを禁じ得ぬ状態となる。
御霊の悦びが現世の縁りの人に吉事の霊験が立つ奇毘なる神事である。
殊に縁結びには大なりではある。
報道にて天皇皇后両陛下が17日に三重へ入られ、
本日、退任儀式の一つである伊勢神宮での『親謁の儀』に臨まれ、
午前に外宮、午後に皇室の祖神である天照大神をお祀りする内宮を参拝され、
陛下の30日の退位を報告なされた。
今回の訪問では、歴代天皇が皇位と共に受け継がれる「三種の神器」のうち、
剣と璽(勾玉)を皇居から携える「剣璽動座」も5年ぶりに実施されたという。
平成三十一年四月十八日 教主
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