|
山口県光市の母子殺害事件
投稿日時 2008-4-25 0:00:00
執筆者 taiwa2
|
山口県光市の母子殺害事件で、被告である元少年に死刑判決が下された。
被害者家族である本村洋さんの一言一言に厳しい心中を察するに余りある。
「死刑の存廃が騒がれるようになるかもしれませんが、刑罰をどのようにすれば社会が
安全で平和な環境を作れるのかを考える契機になることを願います」
「遺族としては満たされたのですが、社会にとってみれば事件をめぐり私の妻と娘、
そして被告の三人の命が奪われることになるわけで、これは明らかに社会にとって不利益なことです」
弁護団も何故に加害者に偏った弁護をするのか、弁護に値するのか否か。
人が人らしく生きる真の人権尊重の立場に立って考えて頂きたいものである。
人間の心には善と悪、神魔同在の正体がある。
ややもすれば悪・魔にとりこまれる弱き正体がある。
社会の悪への厳しさがなければ自制難きなるも人間であることを心に留めなければならない。
本村さんにはこれからも力強き信念をもって生き抜いて頂きたいと願わずにはいられない。
平成二十年四月二十四日 教主
|
|