２月２４日、今朝の巡拝は風の強い寒い中での行となる。

昨日は雨、今日は強風と様々の天候に身が鍛えられるごとなり。

行修後、特別神事を執行した。

有り難き奉賛の報告を受ける。

大き心の奉賛である。

今日は不思議なるよろしき事がもたらされしなり。

翌２５日は穏やかなる天候の中での巡拝となる。

熊川、浅野、釼持、鏡君の随神行となる。

今日は巡拝行のＤＶＤ４日分を鑑賞した。

実に良い修行をさせて頂いているを観る。

明日は前期総合役員会が開催される。

私は講演会のみとなるが、一千日大行の歩みを少しくお話させて頂く予定である。

２０分の巡拝行ＤＶＤを放映するという。

大和立教６０周年への教化事業の利となればと思う次第である。



　　　　　　　　　平成二十九年二月二十五日　教主

２月２３日、体調悪しからず。

外は雨模様となった。

雨合羽を身に着けての巡拝となる。

熊川君が雨具身に着けず、行への準備のできぬ事を一喝した。

身を護ることの甘さが身を崩すのである。

人間はこのくらいは大丈夫であろうの心が働く。

それが油断となるのである。

これくらいと思ったことは要注意とすべきが行者の鉄則ではある。

大声を出しゆくほどに気力充実、元気な体を取り戻す我れとなん。

御神助に感謝である。



　　　　　　　　　平成二十九年二月二十三日　教主

２月２２日、新宗連理事会にて家を７時には出なくてはならず、

今朝の巡拝は３時からとなった。

立正佼成会さんの法輪閣にて事務局との事前打ち合わせをなし、

常務理事会、理事会と議長の務めを果たした。

理事会挨拶にて私の一千日大行の結之行は生死かけし行にて、

皆さんとまたお会いできるとは云い難きをお伝えした。

皆さん、少々驚かれし表情となっていた。

昼休みの少しの間ではあったが、控室にて一千遍の神言奉唱行をなした。

少しでもなさねば付け回しが重くのしかかる。

帰りは統理が同行し帰仙した。

実に疲れた。

明朝の行へと心を引き締めねばならない。

新宗連が拉致問題に力強い行動となりしを有り難く手を合わすばかりである。

庭野先生、深田先生、諸先生方に親しくご挨拶させて頂いたことは嬉しい限りであった。



　　　　　　　　　平成二十九年二月二十二日　教主

２月１７日より厳しい寒さの中、巡拝行を行修した。

身体的疲弊に苛む日々となっている。

２月１９日は新宗連青年会関東連盟の皆が前日より東日本大震災の

被災地慰霊にて大國神社に参籠していたようだ。

例年続けられし善行に有り難く頭を垂れるばかりである。

私の巡拝行の為に厳しい寒さの中、参道に列立、迎え下された。

本殿にての祈りにも列立されし皆さんに労いと感謝の言葉を申し上げる。

巡拝終わりて、皆さんをお見送りした。

新宗連青年等の素晴らしい善行活動の縁に触れ、身魂が清められた一日であった。

２月２１日、厳しい寒風の中での行となった。

体重を測ると３キロ減じ７１キロになっていた。

神光龍神之神璽のご謹製や一千日大行結之行祈祷のパンフなど目を通し指示した。

この世の現身行より早くに離れたいのだが、現状、人の成長がまだ覚束ぬにて

仕方のなきことかと自戒せん。



　　　　　　　　　平成二十九年二月二十一日　教主

２月１６日、今朝も素晴らしい身魂清まる行となった。

参行教師も心が通い合うごとにて、奉唱行も心地よい。

行の徳の一つではある。

昨日の報道で金正男氏が暗殺されたとあった。

北朝鮮では５年前から計画があったようだ。

権力の座を守るが為に異母兄や叔父をも殺す。

愚かなことである。

金正恩なるの冷酷さを示すものであろう。

こんな統治者の北朝鮮より何としても拉致者を救わなくてはならない。

我が皇国の天神地祇等の神威を発顕して頂かなければならない。

今日は少し体調が戻ったようだ。

奉唱行も調いしごとなり。



　　　　　　　　　平成二十九年二月十六日　教主

２月１４日午前１時より潔斎。

常の如く５時２５分出立。

浅野君の迎えにてお山へ。

統理、熊川、田中、浅野教師、登米より女性役員も参行した。

今朝も神山の息吹を全身に拝受しての素晴らしい巡拝行となる。

ご来光の恩頼を拝し奉る。

行後に特別神事を執行した。

戻りて奉唱行を執行。

身に堪える一日となった。

翌１５日の巡拝も輝ける真紅のご来光を拝受した。

統理と田中君は６時半に退行なし、秩父教会へ布教会議にて出向した。

ご苦労なことである。

熊川、浅野、鏡君等とよい行をさせて頂いた。

この後、教師等と打ち合わせと行い、さらに特別神事を執行した。

昨日来の疲労もたまっているのか、昨日よりかなり身に堪える。

戻りての奉唱行も気力が整わず難行となる。

２日間続けての特別神事執行はかなりハードである。

守り給へや。



　　　　　　　　　平成二十九年二月十五日　教主

２月１３日、今朝も美しい月の下にて行ずる。

大山祇神を祀る高台にて素晴らしい天体現象を観る。

西の天空に白き月、東の地上より真紅の太陽が昇りくる。

このような天地運行の巡り合せに遭遇するだけでも幸せなことである。

月拝鎮魂、日拝鎮魂を行修する。

今日も良き巡拝行となった。

昨日、大神に祈願せしことが、早速に叶えられしの祈蹟が生じた。

次々と教団にとり、信仰者にとりての願望が叶えられている。

有り難きことである。



　　　　　　　　　平成二十九年二月十三日　教主

２月１２日、今日も満つる月を観る。

されど一転、出立時には雪が降ってきた。

寒い。

お山はかなりの積雪となっていた。

我が修行場と車で１５分程だが大分違う天気となる。

やはり山なのである。

雪を踏みしめ山を巡る。

統理、田中、浅野、横尾教師が参行した。

山の教師は夫々が夫々の心で参行しているようだ。

朝の出向なき場合はできる限り行ずる意をもったようだ。

何よりも統理が励行しているは嬉しいことである。

行の喜びを皆で共感してほしいものである。

今日も引き続きての神事執行となった。

有り難きなれど我が身には堪えしなり。



　　　　　　　　　平成二十九年二月十二日　教主

２月１１日、午前１時潔斎。

外庭にて四方拝。

西南方に美しい満月が澄明に輝いていた。

月拝鎮魂を行ずる。

統理、熊川、田中、浅野、横尾教師参行。

今日もまた清々しき巡拝行となる。

教師等も積極的に参行している。

今日で巡拝８日目となる。

ご本殿に防寒シートを取り付けるというが、私は引き続き特別祈祷執行となる。

巡拝後の２時間の祈祷は甚だ厳しいものがある。

これもお救いのお務めと大神に願うばかりなり。

行場に戻りての行は苦しきなりしごと多しである。



　　　　　　　　　平成二十九年二月十一日　教主

２月１０日、907日、巡拝７日目。

雪が深い朝となる。

少し降っていたので合羽を着用した。

鈴木職員の迎えにてお山へ向かう。

道中、神語を念じた。

今朝も統理、熊川、田中教師が同行した。

熊川君には今日はビデオの撮影を願った。

実に綺麗な大國神社、神山の風情である。

日本の原風景を醸している。

雪路の参道を一歩ずつ踏みしめる。

天地一切清浄大神業の大発声が木霊する。

全山美しい雪に覆われての姿は見惚れるばかりである。

我が御社、御山を愛でずにはいられない。

行冥利に尽きるばかりである。

大国広場で天照大御神を祈り上げると、一羽の大き白き鳥が羽ばたき飛び立った。

昨日の雁の飛行群と２日続けて鳥を観る。

寒中巡拝行７日、それなりに厳しきなり。

明日、明後日は巡拝行後に特別神事執行となる。

常の修行に我が身魂の影響はどうなるものか。

いささか案じられるが、やらねばなき私の務めでもある。

奉務指示後、再び行に身を投じなくてはならない。

もう午前１０時となる。



　　　　　　　　　平成二十九年二月十日　教主