大和神道 大和教団

天網恢々疎にして漏らさず

投稿日時 2006-9-5 0:00:00
執筆者 taiwa2
老子の言葉に『天網恢々疎にして漏らさず』という言葉がある。

神は厳正で悪事を働いた者には必ずその報いを与える、という意味である。

人間、信仰当初の心を失い、いつの間にか己の欲に走り出る者がいる。

神の存在を自分の都合で考える。誠に愚かなる行為である。

小さな過ちが積もり積もって咎となり、

更に積もり積もって罪を犯してしまう。

最近、まさにそのような罪を重ねてきた者が神の手の内に落ちた。

人の手の内より神の手の内に降されてしまった者は、

どのような報いが示されるのであろうか。

罪の大きさ如何では、生死に関わるものになるのであろうか。

殊に神に仕えし者なれば、

この大御心を夢々忘れてはならぬ御諭しであろう。

私も含め、教師、役員、職員の皆は心して道を歩まねばならない。

     
     平成十八年九月四日  教主




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