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「比叡山宗教サミット」第二日目
投稿日時 2017-8-5 0:00:00
執筆者 taiwa2
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8月4日、常の如く鎮魂をなし、朝食後に知恩院を参拝した。
日本一の桜門に信仰者の篤きを識り観るものである。
数回お参りしているが、桜門より参道を歩くは初めてのことであった。
階段を登るに休み休みであった。
汗だくになり、この後、近江神宮を正式参拝した。
朱色の桜門御垣が美しい。
神社本庁の方よりの取次もあり、丁寧なるお迎えを頂いた。
佐藤宮司も時間をお取り頂き、小一時間ほど談じさせて頂いた。
秋田大曲の出身とのことであった。
たいへん和らいだ時間となった。
『時の神様』というお話も頂き、いろいろと勉強になった。
この後、比叡山へ向かう。
斎藤事務局長の説明を受け、今日は開会のご挨拶のお役目となる。
舞台会場に上がりて立ち位置や座る位置の動線を確認した。
例年猛暑に悩むというが、今日はさほどではなくよい気候であった。
特別控室で先生方と親しく歓談した。
午後2時45分に開式し、司会に促されて開会のご挨拶を申し上げた。
境内一杯の参会者であった。
世界の平和を共々に祈り上げる式典となった。
新宗連の先生方、金峯山寺の管長先生ともご挨拶させて頂いた。
私も宗教人としてよい場を与え頂いたことに感謝したい。
新宗連理事長の巡り合わせの御縁でもある。
ホテルでのレセプションに参席したが、私は早めに退席させて頂いた。
2日間のサミットにて、現在の世界宗教間の有り様を少しく垣間見るものであった。
私には私のやらねばなき事も改めて明となった。
平成二十九年八月四日 教主
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