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何としてもの心
投稿日時 2019-7-7 0:00:00
執筆者 taiwa2
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7月6日、謹行309日目。
御本殿内拝殿に建具戸を入れるか、端垣を造り替えるかを検分した。
諸々の点、気づきを得た。
30年来、神社にウォーキングされている女性が、今朝は旦那さんと来られ、
本殿を参拝され階段を下りてくる。
私が居合わせ、金剛蔵王大神のことを話すと驚声をあげる。
よほど驚き感動したのであろう。
常に裏参道のみで大前には滅多に来ずの人であったが、
大神に誘われたようである。
それにしても凄い迫力の御神像であるを改めて知るものであった。
教座後、癌に冒されし女性の神事を執行した。
医師からこのままでは半年の命、抗癌剤治療でももって一年の寿命と宣告されたという。
その覚悟に立っての今日の慰霊神事ではある。
気丈になしているが、実際の心はいかばかりであろうか。
2時間の厳儀なるも苦痛もなく座していた。
大き力に守られた証左ではあろう。
何としてもの心にてお縋りせん。
奇蹟をや。
令和元年七月六日 教主
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