六月十二日、御分霊御神像が大國神社本殿大床に奉還奉鎮座された。

十時より大國神社に奉斎された大御神像をはじめ、石造御神像、

石宮の祠が天真井の御神水をもって清められた。

その後、御分霊御神像を御一体ずつ一年の袋背負の御神業に感謝申し上げ、

清心なる神威を拝し奉った。

嗣親が五十余体の御神像お清めの儀を奉行したが、

手がしびれる程であったと漏れ聞いた。

祭員、奉仕者の皆と楽しく神恩感謝の直会をさせて頂いたようである。

少しのアルコールと歌もお許しを賜った。

三月十一日以来、初めてのことである。

神人和楽の一刻を頂いたことであろう。

私は御神示により欠席させて頂き、本祭の祝詞を作らせて頂いていた。

朝の六時より祝詞作文にかかり、気づけば午後三時となっていた。

何度書き直したことであろうか。

持病の腰痛が酷くなるも、御神導御神助賜りて書き上げることができた。

有り難きことであった。



　　　　　　　　　平成二十三年六月十二日　　教主