教主様のお言葉 - taiwa2さんのエントリ |
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最新エントリ
2009/10/11
カテゴリ: Miscellaneous :
執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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10月9日、台風一過の秋の爽やかな朝を迎えた。 早朝5時半からマヒドーン大学の学生の皆が、御本殿・祈祷殿の清掃奉仕をされた。 6時よりは大和拝三法、鳥船神事を行ずる。 共に一つの神行を行ずるは心の通いを観るものである。 僧侶の方は袈裟掛一枚のようで少々寒かったようだ。 暖かい国より初秋の国への温度差をどう体感されたのであろうか。 7時より護摩祈祷を執行し、皆さんの祈願を一人一人大前に言上げ申し上げた。 儀式後、「大國主大神様の祈りの絵皿」を贈呈させて頂いた。 教授と僧侶の方には記念風呂敷をも贈呈。是非使って頂きたいものである。 朝食は私も皆さんと共に本教団の食事の言葉を唱えて頂いた。 慣習の違いもあるが、皆さん合わせて下さって嬉しい限りであった。 ディスカッションの後、本殿前で記念写真を撮り、帰山されていった。 一泊二日の短い研修でありしも互いに別れを惜しむは心地よき風景である。 また再会できることと、無事の帰国を乞い祈むものである。 平成二十一年十月十日 教主 |
2009/10/10
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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10月8日、タイ王国・マヒドーン大学宗教カレッジ日本研修の皆さんが来山された。 ドクター・ピニット氏の引率にて、僧侶5名の方も同行された。 生憎の強い台風18号の上陸にあい、東京駅にて1時間遅れの発車となったようである。 新宗連青年会関係の方々は、更に遅れること2時間であった。 仙台も強い雨降りであったため、正式参拝を祈祷殿で行い、お山での散策を変更して、 私の一千日神行結行護摩祈祷が映写された。 私も後方で鑑賞、次第に振魂状態となるを禁じ得なかった。 改めて一千日修行の尊さと奇毘なる稜威を感得するものであった。 夕食会の折、ピニット教授が感動感嘆され、「動く瞑想」と称え、 是非テープを分けて頂きたいとの願いがあったという。 映像を通して研究させて頂きたいとのことであった。 参加者の僧侶・学生の皆が一応に驚嘆されし評価を頂いたのも台風のお蔭であった。 放映の後、歓迎のご挨拶と大和神道について少し説かせて頂いた。 平成二十一年十月九日 教主 |
2009/10/06
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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10月4日、東京の玉光神社へ表敬訪問をさせて頂いた。 嗣親と田中君を伴って東北自動車道をひた走る。 車中にて特別神事等々の取次を受ける。 玉光神社は井の頭公園隣地の住宅密集地に鎮座されていた。 本山博宮司は心理研究の第一人者でもある。 昭和46年に教団で講演を頂いている経緯がある。 本山宮司が前日米国より帰国されたとのことで親しくお話しを聞かせて頂いた。 奥様も来られ、仙台でのことを懐かしく語られた。 御神前にて正式参拝を申し上げ、権宮司の一博先生ご夫妻のお店で心よりのおもてなしを頂いた。 諸々の宗教談義に花を咲かせ、楽しい和みの語らいのひとときを過ごさせて頂いた。 よき縁のよき人と交流するは、身魂の感交となり実によい気の巡りを拝すものである。 新宗連のよろしき縁をもって、世の為に奉仕致すべく約するものであった。 大変有り難い一日を今日も拝し奉った。 平成二十一年十月五日 教主 |
2009/09/30
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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9月28日、嗣親の第三子の赤ちゃんと初対面した。 おしゃれな病院であった。 母親に労いの言葉をかけ、顔を見る。寝たところだと言われたが、 『にこり』と微笑んでくれた。本当に愛らしい顔である。 赤ちゃんは意味もなく微笑む。この力が生きゆく生命力の根源なのである。 この力は神様が初めから授けて下さった力なのである。 我が大和の信条の一つである『笑顔のこぼれる家庭をつくりましょう』の 由縁はここにあるのである。 恐る恐る抱っこをしたが、非常に愛おしいものだ。 このような赤児を虐待する親がいると思うと「ぞっ」とする。 三歳までの母親の愛情、ぬくもり、温かい言葉なき者は、生涯人間としての 大切なる精神を歪めてしまう因となる。 家庭環境の精美こそが人間社会の整備となることを覚らねばならない。 大和信仰の教化による教育が望まれる。 しっかり信仰者を誘導せねばならない。 平成二十一年九月二十九日 教主 |
2009/09/28
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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9月26日、27日と生き死二道の大事の中、秋の御行である六根大行が執行された。 参行者は昨年より10名余増えたという。 27日の葬儀のこともあり、昼過ぎに一人湯殿へ向かう。 金色に輝く稲穂を眺め、日本の原風景に心を癒される思いであった。 湯殿山参篭所前の朱の大鳥居前に移設された、開祖様が建立されし社号標に、 在りし日の開祖様を偲びて講義を奉行した。 90分間に及んだ講義は熱がおびるものとなった。 その後、美味なる夕食を頂き、早い時間に床についたが、 大きな地震のごときを夢想して目覚めた。 時計を見ると21時であった。 床に就いてから小一時間が経過した頃であったが、汗をかいていた 。夢の中で震度5弱かと思う自分がおり、様々な思いが去来する。 再度眠りにつき、今度は深夜0時前に起床。 これよりの湯殿山本宮での御行の仕度を整える。 満天星降る天空の下で二時間程の御行となった。 神言奉唱、振鈴の音が心地良く境内、山々、川の流れに共鳴する。 正に天地自然の神威を我が身に拝しての御行となった。 雨降れば雨の、風吹かば風の、全てが必要なるが御行である。 大國神社に帰還し、巡拝行を修し、祈祷行並びに浄霊行に入る。 太陽の日を一杯に受けての御行である。 世の中は人の生死あり、喜びあり悲しみあり、何事ありての時の流れである。 この時の流れの中で、信仰者は何事があっても力強く生き抜かなければならない。 修行を終え、千田理事の本葬に参列。 教職員、信仰者の多くの皆さんの参列も頂けた。 57歳という若さであったが、幸せな人生であったであろう。 良き家族に結ばれ、良き職場の縁に結ばれ、多くの人の感謝の心を頂き見送られた。 私も万感胸詰まる想いにて弔辞を申し上げた。 千田君、有り難う。 大和宗教樹立をすべく、更なる世の光たるを誓いてや。 平成二十一年九月二十七日 教主 |
2009/09/26
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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9月25日は悲しみと慶びの複雑なる心境とあいなった。 悲しみは25年奉職した理事の一人が午前八時過ぎに急逝をされたことであり、 慶びは嗣親に第三子の女の子が誕生した報告を夕刻に聞いたことである。 生き死にの二道を体験する大事となった。 若き頃より心臓の病を抱えての奉職ではあったが、教団を愛し、 よく勤めて頂いた一人であった。心より御冥福を祈るものである。 開祖様の月命日祭を終え、彼の為に弔辞文をしたためた。 明日、明後日と秋の御行である六根大行を控えている。 葬儀日程もどうなるものかと案じていたら、夕刻に本葬は27日午後2時との連絡が入った。 修行者には申し訳なきことだが、二日目の行は昼前までとさせて頂くことになった。 人の生死は神のまにまにではある。 殊に信仰者にとっては、深い大神の慈悲の表われを悟ることである。 人知にては計り得ぬを深く覚るものである。 大神の深慮なる神図りの奇毘さに手を合わすものである。 平成二十一年九月二十五日 教主 |
2009/09/24
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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「直葬」という文言を見た。 葬式仏教と云われるくらい死ねばお寺さんで弔う古き慣習の我が国において、 その慣習も崩れてきているという。 火葬場で誠に簡易な祈りで終える葬儀が増えているそうだ。 金銭的な問題だけではあるまいと思うのだが、世間の人々の心は人生最後の儀式である 葬儀にも心を向けないものと傾斜していることは否めない事実であろう。 寺の継承者にも事欠くようである。 檀那寺に相談もしづらい、できないのが当事者の心境であろう。 あえて相談をしなさいと云ってもその現状は変わらないようである。 昔人はお金がなくても葬儀は立派にやらねば故人に先祖様に申し訳立たない心が あったものと思われる。 されど今はその心は稀薄になってきた。これも「物主心従」の姿であろう。 お金や物の経済面が優先され、目には見えない心・魂の想いは伏せられてしまったようだ。 これで本当によいのであろうか。日本危うきである。 平成二十一年九月二十三日 教主 |
2009/09/23
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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9月21日、後期理事会・後期総合役員会が開催された。 要の教師が急逝したことなどで、厳しい教化活動ではあるが、 将来を担うべく若き職員が増えていることが光明である。 今回は嗣親が代表役員として初めて会の運営を成した。 力強い言霊に青年の息吹を感じる。 大和宗教樹立のリーダーたる資質も磨かれゆくものと期待するものである。 我が国は戦後64年の中にて崩壊現象を表している。 先ず家庭崩壊、次に学校崩壊、そして社会崩壊へと進行している。 このままの世情が続けば国家の崩壊となるであろう。 全てが人の為せる業である。人の心の為せる業である。 日本人の誠実、勤勉、寛容の人格は崩壊したのかもしれない。 『法律を犯してもバレなければよい』が若者、学生の心に浸透しているという。 大麻汚染もその一つの現象である。 その原因は懐妊・出産・三歳までの親の愛情の欠落にあると断ずるものである。 平成二十一年九月二十二日 教主 |
2009/09/22
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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9月20日、秋の御霊祭り「万燈慰霊祭」が斎行された。 本年は開祖様御父・敬一郎之命の五十九年祭及び御母・チヤウ之命の六十年祭をも 併せて斎行させて頂いた。 大和神道への誘いとその礎を築かれた敬一郎之命を敬仰し、 そして、開祖様を身を捨ててお護り下されたチヤウ之命に感謝すべく御霊祭りである。 今後、大和教団信仰の表徴として御奉斎するものである。 殊に敬一郎之命は私の修行人生を大きく導かれた方でもあった。 運命学をはじめて出雲神道、禊流神道、伯家神道、修験道等々の門戸を開かれし 奇毘なる幽行者での存在である。 そして今もそのご霊導を拝し奉るものである。 浄闇の刻、誠に美しき万燈の光が祭場に灯され、静かに響き渡る太鼓の音とともに 大和の祈り詞の奉誦が唱えられる。 御神座に招き迎えられし御霊等も幽冥大神に導かれ霊の位をもたれたものと感謝するものである。 素晴らしき祭場舗設に、諸々のご奉仕に有り難く手を合わすものである。 平成二十一年九月二十一日 教主 |
2009/09/20
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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9月19日の新聞に『「宇宙の夢ドッキング」国際宇宙ステーション(ISS)に 物質を運ぶ日本初の無人補給器「HTV」が18日に、ISSへのドッキングに成功した。 米露欧に続く物質運送手段の確立で、日本は宇宙技術の実力を世界に示した』とあった。 誠に嬉しきことである。科学技術の国となってほしいものである。 違う記事には、新型インフルエンザ感染者が一週間で23%増とも書いてあった。 まだピンとこないのは私だけであろうか。 以前のような騒ぎがない。これも慣れのせいなのか。 台風14号も宮城県海上遠くになったというが、本年の万燈慰霊祭は 祈祷殿内とならざるを得ずであった。 外祭はその準備に3日〜4日かかる。 来年は是非にも穏やかな初秋の宵闇の中で斎行したいものと希うものである。 明日は祖父敬一郎之命、祖母チヤウ之命の御霊祭を教団として初めて斎行する。 よい儀式となるべく手抜かりのなきを願うものである。 平成二十一年九月十九日 教主 |