教主様のお言葉 - taiwa2さんのエントリ |
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最新エントリ
2009/07/15
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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都議選は自民党惨敗、民主党が第一党となった。 国会も二十一日に解散、八月三十日総選挙とか。 一つの風は民主党に大きく吹き始めている。 そんな中『脳死は人の死』が成立をした。 脳死を一律に人の死と位置付け、臓器提供の年齢制限を撤廃する臓器移植法改正案が 十三日の参院本会議で可決、成立した。 臓器提供は十五歳未満もこれで可能となった。 日宗連・新宗連でも政府に対して慎重論を提言してきたが報われなかった。 宗教界の意見はこの世では誠に稀薄なものなのかもしれない。 政治家への圧力は選挙を通してのものしかないのであろうか。 人間の生命への尊厳は薄れるばかりであることを危惧するものである。 臓器移植法成立にて私益を獲得するは一体誰であろうか。 金権物質万能主義の世界にあってこその現象である。 死というものがあり、生が存在することを忘れてはならない。 平成二十一年七月十四日 教主 |
2009/07/13
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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七月十一日、月例祭と併せて、本年度の出羽三山登拝の道中安全祈願並びに慰霊祭を斎行した。 暑い日となり、汗だくの状となりしも、祈願に熱が入るとその汗は誠に心地よいものとなる。 祭儀終了後、教話をさせて頂き、会議に入った。 丑歳御縁年の年ということもあり、三山会費を大幅に下げたが、 参加数はなかなか伸びないようだ。 社会・家庭環境の様変わりによる時の流れというものの力は抗しきれない強大な力があるようだ。 『時は金なり。時は力なり。』を覚るばかりである。 そんな中でも、新しい芽の息吹があるのが、温かな光明とみている。 じっくり腰をすえ、信仰の原点に回帰し、信仰家庭の信仰教育に時を懸けるべく努力精進であろう。 苦の中に神々の諭しあるを悟證せねばならない。 この時代に如何に大和の宗教はあるべきか。 省みるよい時期であり、機会であるものと心するものである。 平成二十一年七月十二日 教主 |
2009/07/07
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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七月五日、昭和の大スター石原裕次郎の二十三回忌の法要が国立競技場で営まれた。 1987年享年52歳の若さで、難病に侵され奇蹟の生還をなしたものの、 惜しまれつつ逝った。美空ひばりも同様であった。 11万7000人の人々が別れを惜しまれたという。 渡哲也氏は 『俳優としても大スターであったが、人間としても大スターであった』 とお話され、まき子夫人も 『決して他人の悪口は云わない人であった。どんな人にも細やかな気づかいを された人であった』 との言葉が爽やかに耳に残った。 渡哲也が生涯を賭して惚れ込んだ男、男が男に惚れる生き様を観る想いであった。 石原軍団の鉄の結束は男が男に惚れ込む熱き血汐のたぎる軍団でもあったのであろう。 我が教団も熱き信仰に燃えるが如き教団に造り上げなくてはならない。 ピアニスト辻井伸行青年との親子愛、師弟愛の絆も熱き心の通い合いではある。 いろいろと心得ながら進めていきたいものである。 平成二十一年七月六日 教主 |
2009/07/06
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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七月五日の新聞に仙台市DV調査が掲載されていた。 話としては聞いていたがこれほどまでひどいものかとは思ってもいなかった。 配偶者やパートナーから殴る蹴るなどの暴力を受けた経験者は二割を超えるという。 暴力そして性行為強要、金銭的虐待もあるという。 ドメスティックバイオレンス(DV)というそうだ。 何故にこのような問題が起きるのであろうか。 子供の頃に身体的暴力や育児放棄の被害を受けた人の割合が高かったという。 さもありなんである。 こんな凄まじい世相の中で、生まれながらに視覚障害という大きいハンディを 背負いながらアメリカでの国際ピアノコンクールで優勝された辻井伸行さんが、 一日だけ目が見えるとしたら何を見たいですか、という記者の問いに、 何のてらいもなく『両親の顔が見たい』と答えられていた。 両親への尽きぬ感謝の思いが我が胸にも熱く霊引くを禁じえなかった。 この思いが人としてのごくごく自然の情でもありましょう。 霊止(ヒト)としての神性に目覚めねばならない。 平成二十一年七月五日 教主 |
2009/07/02
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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一人の骨ある政治家が立候補を断念したようだ。 小事にてつまずき、大事を成すに到らずは誠に残念と云う他はない。 世間の人々ももう少し大らかな心を持ち、大らかに政治家をも育ててほしいものである。 かく云う教諭をもである。 小事にばかり目くじらを立てるは大事を逸することにもなりかねない。 器をもっと大きくもつことが大事である。 小事にかまけられし人間では大事を達成する器量とはなりえない。 昔人は悪しき事すれども真より反省すれば許しやり再生復活する場を与えたものである。 今は容赦なく叩くだけ叩くのみである。 日本の政界も小物ばかりとなってしまうであろう。 世間感情、環境を慮るばかりである。 生まれ落ちた時代背景が早すぎたのか、遅すぎたのか。 はたまた時勢をとらえることができなかったのか、神のみぞ覚るではある。 平成二十一年七月一日 教主 |
2009/06/27
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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六月二十五日、教職員感謝祭、開祖様月命日祭、教化会議、 そして、夕刻より故高橋道子教師を偲ぶ会を開いた。 教化会議にては禊祭の反省やら今後の推進計画を練った。 そして来月は、三山登拝行事の教化活動がある。 皆が夫々の立場にて善導すべく誓いを申し合わせた。 偲ぶ会では一人一人から高橋道子教師への想い出が語られた。 言葉は厳しいところがあったが、 『やると言ったら必ず力を貸して実行した人』 『面倒をよくみた人』 『情の深かった人』 等々、涙ながらの想い出が語られた。 私も本当に力を頂いた。無念極まりなしである。 六十一歳の年齢ではあったが、帰幽直前まで布教にかけた人生であった。 心からの冥福を祈る。そして、開祖様共々に我等に力を頂きたいものである。 八月八日には永代奉斎之儀式にて永久に我が教団にお祀りし、 その功績を称えてゆきたいと思うものである。 平成二十一年六月二十六日 教主 |
2009/06/23
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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六月二十一日、本年度の天地一切清浄大神業である禊祭本祭が 滞りなく盛大に修祭された。 朝五時頃から強い雨降りとなったが、海の行事が始まるにつれ、 雨は弱まり禊日和と導かれしは神々の恵みと拝するものであった。 本年の七日間の神事にても数々の祈蹟が生じた。 そして大なる神威顕現にてその霊験が立てられしは有り難きものであった。 本年も山の行事は祈祷殿にて執行、山は青空も出たのだが、 大神の皆の疲れ大なりとして、祈祷殿にてくつろぎを与えられし慈悲をも垂れられた。 青森津軽より突然の参加もあり、知らず知らずの中に 本教のこの特殊神事である禊祭は知られるようになっているようだ。 神界、現界、霊界の三界調和による一切を生かす、一切を救済せんとする大神業である。 実にスケールの大きい動の祭りでもある。 怪我災難なく修祭せしは大神の御蔭はさることながら、 多くの奉仕者の賜物と感謝するばかりである。 平成二十一年六月二十二日 教主 |
2009/06/20
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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六月十八日、金峯山寺第二十八世管領・金峯山修験本宗第二代管長であられる 五條順教先生の金峯山寺葬に嗣親と共に慎みて参列をさせて頂いた。 法名は「無為心院大々先達管領順教大和尚(むいしんいんだいだいせんだつ かんれいじゅんきょうだいかしょう)」と称えられておられた。 法要は、天台宗座主半田孝淳大僧正猊下のお導師の下、延暦寺一山住職十一名により、 午後二時より猊下自坊の吉野山別格本山東南院鳳凰殿において営まれた。 二時間余の誠に厳粛なる葬儀式であった。 私と嗣親の席は殊の他のご配慮を賜りしものであった。 ご焼香の折、五條先生の奥様の慈眼溢れる眼差しにての答礼のお姿に涙し、 手を合わさせて頂いた。 儀式後に奥様の元へ参じて、五條先生への感謝の心を伏してお伝えさせて頂いた。 五條先生への御恩に報いるべく、大和の大道を雄々しく歩まねばないと 心新たにするものであった。 平成二十一年六月十九日 教主 |
2009/06/18
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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北朝鮮の動きがまた騒がしくなった。 鳩山邦雄総務大臣の辞任など、政局も更なる混迷をきたし始めている。 そんな世情の中、この十四日に教団の柱の一人である教師が帰幽した。 心筋梗塞であった。 今日の今日まで元気に会議にも出席していたのに、一夜明けし未明には 身退けし出来事に言葉もない。誠に口惜しい限りである。 十五日に通夜祭、十六日に本葬となりお別れをした。 大勢の教信奉者の皆が参列お別れをした。 慰霊祭詞に『朝に紅顔、夕には骨』との件があるが、正にこのような状ではあった。 されど大和の教師として鋭意専心、善導救済の奉仕に精魂傾けての生涯であった。 六十二歳の齢とは云え、百年以上の価値ある生涯であったものと思う。 一人息子さんが出棺前の棺で眠る母に向かって、 『親不孝ばかりしてきたけど、生んでくれて有り難う』 との精一杯の感謝の情を示した姿に胸熱くなるを覚えるものであった。 心よりご冥福を祈るものである。 平成二十一年六月十七日 教主 |
2009/06/11
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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六月八日、嗣親と二人で親子旅となった。 翌日の新宗連会議の為に神戸へ一緒に出向した。 震災の復興がなされ、街並みも整い、新型インフルエンザも沈静化されたようだ。 タクシーにて初めて六甲山までドライブをした。 展望台からの眺望はたいへん美しかった。 夜景はさらに奇麗であろうことを思うものであった。 昼食はタクシーの運転手さんにも御馳走をさせて頂き、 有意義な時間を過ごさせて頂いた。 宿泊先であるホテルは帆船をモチーフとした建物であり、 隣地の生田神社には夕方お参りをさせて頂いた。 本殿修復にて仮宮を拝した。すぐ前は繁華街であったが、 酔客による神社への被害はないようである。 昔よりお社を敬う心が街にはあるようだ。 夕食はホテルにて美味なる京風料理を頂いた。 我が子との二人旅は滅多にないのだが、たまには良いものであった。 親子としての心の交流、絆が深まるのを感じるものであった。 翌日の理事会は姫路にて大慧会教団・姫路教会にて開催された。 宗教協力にて世の為に少しでも貢献させて頂きたいものである。 平成二十一年六月十日 教主 |