教主様のお言葉 - 最新エントリ |
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最新エントリ
2008/07/03
カテゴリ: Miscellaneous :
執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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ぞろぞろと偽り事が露顕されている。 数年前はマンションの手抜き工事、そして今は牛肉、鰻、エビへの投資など、 食への偽装がお金のためなら手段をも選ばない。 それもブランド品に仕立てての偽装である。 『信じ合う』社会、『安心』の社会は影をひそめつつある。 白昼堂々と主婦層も若年層も麻薬取りを外国人とする時代である。 しかも、「ありがとう」の御礼の言葉やら土産品までその売人に渡すという。 礼儀正しい民族性がそこにはあるのだろうが、売人にしてみれば誠に組みやすい人間、 国民とみているのであろう。 法を破ることを白昼堂々とする日本人に成り下がってしまったのか。 その行為を悪しきものとは余り感じていないところに恐ろしさがある。 モラルも生きる力もどんどん下落しているのであろう。 このような日本を建て直すために、大和の心をどのように発揚すればよいものか 思案するものである。 平成二十年七月三日 教主 |
2008/06/25
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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六月二十二日、開教神大國主大神禊祭本祭が斎行された。 大國神社は霧雨であったが、午前五時より主立祭を元気に行い、 六十体の御神像を教信奉者の皆で御一体ずつ奉持して頂いて、菖蒲田浜祭場へ出発した。 祭場に近づくにつれて、薄日の美しい天候に変化しはじめた。誠に有り難いことであった。 祭場へ到着すると、控場となるロータリーに祭員・供奉員300名余りが一同に 参列しており、次第に熱気が高まってくる。 参進太鼓と共に法螺の音が心地よく鳴り響き、エッサーエッサーの掛声を反復しながら 皆と共に参進させて頂いた。 浜辺に列立すると、そこには大國神社の幟旗が翻っており、躍動感溢れる祭場となっていた。 儀式が始まると、我が大和禊の祈りの清明なる言霊が大海原に響き渡る。 我々も神身となりての天地人一切清浄の大禊である。 五行幣帛御神像奉斎神輿も本年は前方に紅白二本の綱も据え付けられ、 大勢の人々がその綱を持って参加された。 二百キロに近い神輿重量であるが、本部神輿は肩に担がれて威風堂々の様であった。 御神託で予め神告げはあったのだが、例年にないバイタリティ溢れる エネルギッシュな海之神事となった。 引き続き大國神社に帰山して、山之神事を斎行したのだが、雨のため祈祷殿の中で かがり火慰霊・おはやし行事・帰還祭・修了奉告祭を執行した。 直会の会場で、教主自ら布教行脚をなし、大和の御教えを広めんことを、 また、教信奉者の救いのために、私の誕生日「六月十九日」の『十九日』を 【教主様のつどいの日】として毎月開くことを宣言させて頂いた。 私はこれから信者の皆さんの中に、世の中に更に我が身を捧げることを誓うものであった。 最後に本年の禊祭も事故災難なく終了したことを心から感謝申し上げるしだいである。 平成二十年六月二十四日 |
2008/06/18
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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いよいよ開教神大國主大神の主宰する天地人一切清浄の大神事である大神業が始祭された。 十六日午後二時より還幸祭が嗣親斎主により斎行、五基の五行幣帛神璽が拝殿に奉座され、 神殿には六十体の御神像、厳魂が奉鎮された。 その景観たるは見事なものである。 神拝詞奉誦中より我が身魂に熱き気吹が血汐湧き出るがごとき様となり、 腹中、胴廻りが熱気を帯び、汗をびっしょりかくごときであった。 体中より力が湧き出しているのである。神憑りにて神身成就の姿なるを感じる。 儀式後の挨拶にても奇毘なる言葉が力強くほとばしった。 「我れ正に神身となり此の世を清めん」と。 参列信奉者にも強烈な印象であったことであろう。 大きいパワーが皆に顕現されたはずである。 翌日午前1時頃には、満月に程近い月光の下、誠に波静かな海原にて 鳥船行事の雄叫びも勇壮に、稜威溢れる御神水をお汲み取りさせて頂いた。 ご奉仕された四十名余りの方々に心より感謝と大神の祝福のあらんことを。 平成二十年六月十七日 教主 |
2008/06/15
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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六月十四日に行われた教主誕生祭斎行前の午前八時四十分頃、突然の大地震が起こった。 震源地ではマグニチュード7.2、震度6強という非常に大きな地震であり、 仙台においても震度5強の地域もあったそうだ。 私はちょうど開祖様の銅像前に立って、手を合わせていた時であった。 しばらくの間、グラグラと地面が揺れ、奥都城は大丈夫なものかと正視していたが、 微動だにするものではなかった。 神社の被害も小事で済んだのは、本当に有り難いことであった。 お守りいただいた神々に感謝するものである。 街中においては、列車はストップし、高速道路も閉鎖されたため、 誕生祭に参列できない方もいらっしゃったようである。 そのような最中であっても、定刻通り十時に儀式が斎行され、 式典等も慎みながらも滞りなく催行させて頂いた。 式典中に、犠牲者や怪我人などの被害情報が入るたびに、規模の大きさを知った。 自然の脅威と被災者の方々の苦悩苦窮に心が傷むばかりである。 被災者におかれましては、心からのご冥福とお見舞いを申すばかりである。 一日も早い復興を願うものである。 平成二十年六月十五日 教主 |
2008/06/09
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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日本の有人宇宙施設『きぼう』の保管室が、星出彰彦さんによって、 実験室の上への移設が成功した。 これにより、先人の土井隆雄さんが基礎を作り、星出さんによって 宇宙実験が可能な施設が完成したことになる。 お二人の素晴らしい技に拍手を送りたい。 また、男子バレーボールも十六年ぶりのオリンピック出場を勝ち取った。 アルゼンチンとの闘いは、まさに手に汗握る名勝負であった。 心より祝福を申し上げ、本大会でも良い結果を残していただきたい。 そのような国民の喜びの中、秋葉原で七人が殺害される事件が起きた。 「世の中が嫌になった」「誰でも良かった」と容疑者は話しているそうだが、 このような言葉を吐く殺人者が増えてきた。 自分の欲望を満たすためには手段を選ばず、人の生命の尊厳など存在しないのであろう。 良心のかけらさえないのであろうか。 人間教育の欠落がこのような短絡的な犯行を生む。 恐ろしいものの存在がこの社会になくなった一つの弊害でもあろうか。 宗教者として、社会の病巣の根元を清めていかなければならないと感じるものである。 平成二十年六月九日 教主 |
2008/06/02
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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水無月に入った。 六月一日の祈願祭奉仕の為に四時十五分に教務支庁を出る。 神社までの道のり、鳶の出迎えがあり、私の車の上を伴走するがごとく飛んでいた。 また、開祖様の奥都城前駐車場にて、うぐいすの美しい鳴き声に迎えられた。 雨上がりの実に清々しい神気に包まれた大國神社であった。 本宮の階段では一人の婦人が掃き清められていた。美しい奉仕の姿である。 祈祷殿に座すと、東方位辺りに何とも穏やかな光が漂っているのを感応する。 誠に心地よいのである。これまでに感じ得ない現象であった。 この日の祈願祭は和光に包まれての祈祷となった。 六月は本教における特別神事である『禊祭』が斎行される。 大神の大愛の中での祭事行事となるを乞い希うものである。 大和の祈りが光り輝く世の中を、そして大和の心を作るべく、 神に仕え賜わなければならない。 平成二十年六月一日 教主 |
2008/05/30
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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『出会い系カフェ』というものの存在を新聞で初めて知った。 現代版遊郭といったようなものなのか。マジックミラー越しに、 くつろいでいる女性を食い入るように見つめて物色する男性が、 次々とカップルとなって街に消えていくという。 「さぁどうぞ、ここは男性達の水族館。美女の園です」 「ここは出会いの場を提供しているだけで、法律には触れていません」 と、経営者は語っていたが、デートクラブと認定され、十八歳未満への場所提供は 条例違反と判断された。 フロアには十六?十八歳のブースもあり、ケーキを食べながらくつろいでいる 女子高生の姿があるという。 「今日はおじさんにカバンを買ってもらった」と、屈託のない笑顔で語る女子高生。 新聞掲載された女子高生の顔を隠した写真が何ともおぞましい。 お金や物で簡単に体を売る。そして性的に早熟になっていく。 知的道徳観念とのアンバランスが人としての道を瓦解させていく。 恐ろしい社会になったものだ。日本民族の瓦解であり解体である。 平成二十年五月三十日 教主 |
2008/05/20
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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五月十七?十八日にて、本年度の三大行初行である「みそぎ大行」が 岩手県大船渡市綾里の郷にて執行された。 本年は里の鎮守社である立石神社の境内地に立石大神顕彰碑を、 また仙台石を用いて開祖様御修行の地としての記念碑を建立させて頂いた 奉告祭も斎行させて頂いた。 立石神社をお守りされている自治会の皆様、そして別当様のご理解を得ての工事であった。 誠に有り難きことである。 このためにご尽力下された廣洋館会長様、私有地を貸してくださった別当様、 熊谷様に重ねて感謝申し上げる次第である。 出発日未明より雷を伴う強い雨が降っていたが、修行地に到着する頃には晴れ上がり、 良い日和となった。 翌朝の海入りの禊では東の空に竜雲が現れた。 昇陽を拝し、海水は透き通ったように綺麗な水であった。 厳しき冷たさではなく、誠に穏やかな海での禊行であった。 平成二十年五月二十日 教主 |
2008/05/15
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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ミャンマーのサイクロンによる被災死者三万八千人超、中国四川大地震被災死者一万四千人超と、 その被害は拡大するばかりである。 被害者の方への心よりのご冥福と一日も早い復興を願わずにはいられない。 ミャンマーも中国も人道救済の善意を受け難い事情があるようだが、如何したものか。 刻一刻と支援救済が遅れれば、死者は増えるばかりであろう。 人を救わせて頂くのに、お国柄とか、政治思想とか、そんなことにこだわっていること自体、 私には不可解なこととしか云いようがない。 国の前に死にそうな人がいれば、手を伸ばしてやるのが人間としての情であろう。 あとのことは受け入れてから考えればよいことではないだろうか。 正しきことも視点を変えると正しきこととは言い難きものとなる。 正邪、善悪を超えた世界に、人としての心のありようがあるのを覚らなければならない。 平成二十年五月十四日 教主 |
2008/05/09
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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北京オリンピックの聖火リレーが喧騒を醸すなか、エベレストに聖火が登頂したという。 そんな中で、中国の胡錦涛主席が来日した。 歴代首相や関係者とも会議をなし、親日的友好場面が映像に写し出されている。 しかしならが、チベットの人権問題、日本の食生活危機的問題など何一つ先が見えていない。 日本の外交は何故弱腰なのか。 政治的に国民に知らせることのできない問題が秘められているのであろうか。 自国のみの利益追求の外交にあって、日本は日本流の外交手段であってよいのか。 私たち宗教に携わる者は政治には余り関与しないほうがいいのかもしれないが、 憂い大なるは紛れもないことであろう。 人間の心には善もあれば悪もある。人間社会にも裏もあれば表もある。 正なることも視点を変えれば悪にもなる。誠に不可解なる事象でもあるのである。 平成二十年五月九日 教主 |