教主様のお言葉 - 最新エントリ |
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2009/09/30
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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9月28日、嗣親の第三子の赤ちゃんと初対面した。 おしゃれな病院であった。 母親に労いの言葉をかけ、顔を見る。寝たところだと言われたが、 『にこり』と微笑んでくれた。本当に愛らしい顔である。 赤ちゃんは意味もなく微笑む。この力が生きゆく生命力の根源なのである。 この力は神様が初めから授けて下さった力なのである。 我が大和の信条の一つである『笑顔のこぼれる家庭をつくりましょう』の 由縁はここにあるのである。 恐る恐る抱っこをしたが、非常に愛おしいものだ。 このような赤児を虐待する親がいると思うと「ぞっ」とする。 三歳までの母親の愛情、ぬくもり、温かい言葉なき者は、生涯人間としての 大切なる精神を歪めてしまう因となる。 家庭環境の精美こそが人間社会の整備となることを覚らねばならない。 大和信仰の教化による教育が望まれる。 しっかり信仰者を誘導せねばならない。 平成二十一年九月二十九日 教主 |
2009/09/28
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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9月26日、27日と生き死二道の大事の中、秋の御行である六根大行が執行された。 参行者は昨年より10名余増えたという。 27日の葬儀のこともあり、昼過ぎに一人湯殿へ向かう。 金色に輝く稲穂を眺め、日本の原風景に心を癒される思いであった。 湯殿山参篭所前の朱の大鳥居前に移設された、開祖様が建立されし社号標に、 在りし日の開祖様を偲びて講義を奉行した。 90分間に及んだ講義は熱がおびるものとなった。 その後、美味なる夕食を頂き、早い時間に床についたが、 大きな地震のごときを夢想して目覚めた。 時計を見ると21時であった。 床に就いてから小一時間が経過した頃であったが、汗をかいていた 。夢の中で震度5弱かと思う自分がおり、様々な思いが去来する。 再度眠りにつき、今度は深夜0時前に起床。 これよりの湯殿山本宮での御行の仕度を整える。 満天星降る天空の下で二時間程の御行となった。 神言奉唱、振鈴の音が心地良く境内、山々、川の流れに共鳴する。 正に天地自然の神威を我が身に拝しての御行となった。 雨降れば雨の、風吹かば風の、全てが必要なるが御行である。 大國神社に帰還し、巡拝行を修し、祈祷行並びに浄霊行に入る。 太陽の日を一杯に受けての御行である。 世の中は人の生死あり、喜びあり悲しみあり、何事ありての時の流れである。 この時の流れの中で、信仰者は何事があっても力強く生き抜かなければならない。 修行を終え、千田理事の本葬に参列。 教職員、信仰者の多くの皆さんの参列も頂けた。 57歳という若さであったが、幸せな人生であったであろう。 良き家族に結ばれ、良き職場の縁に結ばれ、多くの人の感謝の心を頂き見送られた。 私も万感胸詰まる想いにて弔辞を申し上げた。 千田君、有り難う。 大和宗教樹立をすべく、更なる世の光たるを誓いてや。 平成二十一年九月二十七日 教主 |
2009/09/26
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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9月25日は悲しみと慶びの複雑なる心境とあいなった。 悲しみは25年奉職した理事の一人が午前八時過ぎに急逝をされたことであり、 慶びは嗣親に第三子の女の子が誕生した報告を夕刻に聞いたことである。 生き死にの二道を体験する大事となった。 若き頃より心臓の病を抱えての奉職ではあったが、教団を愛し、 よく勤めて頂いた一人であった。心より御冥福を祈るものである。 開祖様の月命日祭を終え、彼の為に弔辞文をしたためた。 明日、明後日と秋の御行である六根大行を控えている。 葬儀日程もどうなるものかと案じていたら、夕刻に本葬は27日午後2時との連絡が入った。 修行者には申し訳なきことだが、二日目の行は昼前までとさせて頂くことになった。 人の生死は神のまにまにではある。 殊に信仰者にとっては、深い大神の慈悲の表われを悟ることである。 人知にては計り得ぬを深く覚るものである。 大神の深慮なる神図りの奇毘さに手を合わすものである。 平成二十一年九月二十五日 教主 |
2009/09/24
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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「直葬」という文言を見た。 葬式仏教と云われるくらい死ねばお寺さんで弔う古き慣習の我が国において、 その慣習も崩れてきているという。 火葬場で誠に簡易な祈りで終える葬儀が増えているそうだ。 金銭的な問題だけではあるまいと思うのだが、世間の人々の心は人生最後の儀式である 葬儀にも心を向けないものと傾斜していることは否めない事実であろう。 寺の継承者にも事欠くようである。 檀那寺に相談もしづらい、できないのが当事者の心境であろう。 あえて相談をしなさいと云ってもその現状は変わらないようである。 昔人はお金がなくても葬儀は立派にやらねば故人に先祖様に申し訳立たない心が あったものと思われる。 されど今はその心は稀薄になってきた。これも「物主心従」の姿であろう。 お金や物の経済面が優先され、目には見えない心・魂の想いは伏せられてしまったようだ。 これで本当によいのであろうか。日本危うきである。 平成二十一年九月二十三日 教主 |
2009/09/23
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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9月21日、後期理事会・後期総合役員会が開催された。 要の教師が急逝したことなどで、厳しい教化活動ではあるが、 将来を担うべく若き職員が増えていることが光明である。 今回は嗣親が代表役員として初めて会の運営を成した。 力強い言霊に青年の息吹を感じる。 大和宗教樹立のリーダーたる資質も磨かれゆくものと期待するものである。 我が国は戦後64年の中にて崩壊現象を表している。 先ず家庭崩壊、次に学校崩壊、そして社会崩壊へと進行している。 このままの世情が続けば国家の崩壊となるであろう。 全てが人の為せる業である。人の心の為せる業である。 日本人の誠実、勤勉、寛容の人格は崩壊したのかもしれない。 『法律を犯してもバレなければよい』が若者、学生の心に浸透しているという。 大麻汚染もその一つの現象である。 その原因は懐妊・出産・三歳までの親の愛情の欠落にあると断ずるものである。 平成二十一年九月二十二日 教主 |
2009/09/22
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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9月20日、秋の御霊祭り「万燈慰霊祭」が斎行された。 本年は開祖様御父・敬一郎之命の五十九年祭及び御母・チヤウ之命の六十年祭をも 併せて斎行させて頂いた。 大和神道への誘いとその礎を築かれた敬一郎之命を敬仰し、 そして、開祖様を身を捨ててお護り下されたチヤウ之命に感謝すべく御霊祭りである。 今後、大和教団信仰の表徴として御奉斎するものである。 殊に敬一郎之命は私の修行人生を大きく導かれた方でもあった。 運命学をはじめて出雲神道、禊流神道、伯家神道、修験道等々の門戸を開かれし 奇毘なる幽行者での存在である。 そして今もそのご霊導を拝し奉るものである。 浄闇の刻、誠に美しき万燈の光が祭場に灯され、静かに響き渡る太鼓の音とともに 大和の祈り詞の奉誦が唱えられる。 御神座に招き迎えられし御霊等も幽冥大神に導かれ霊の位をもたれたものと感謝するものである。 素晴らしき祭場舗設に、諸々のご奉仕に有り難く手を合わすものである。 平成二十一年九月二十一日 教主 |
2009/09/20
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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9月19日の新聞に『「宇宙の夢ドッキング」国際宇宙ステーション(ISS)に 物質を運ぶ日本初の無人補給器「HTV」が18日に、ISSへのドッキングに成功した。 米露欧に続く物質運送手段の確立で、日本は宇宙技術の実力を世界に示した』とあった。 誠に嬉しきことである。科学技術の国となってほしいものである。 違う記事には、新型インフルエンザ感染者が一週間で23%増とも書いてあった。 まだピンとこないのは私だけであろうか。 以前のような騒ぎがない。これも慣れのせいなのか。 台風14号も宮城県海上遠くになったというが、本年の万燈慰霊祭は 祈祷殿内とならざるを得ずであった。 外祭はその準備に3日〜4日かかる。 来年は是非にも穏やかな初秋の宵闇の中で斎行したいものと希うものである。 明日は祖父敬一郎之命、祖母チヤウ之命の御霊祭を教団として初めて斎行する。 よい儀式となるべく手抜かりのなきを願うものである。 平成二十一年九月十九日 教主 |
2009/09/19
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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9月14日、山形羽黒町の三光院粕谷忠夫さんが、81歳の齢をもって急逝された。 教団も夏の三山登拝の宿として長年お世話になってきたこともあり、 9月18日の葬儀に参列をさせて頂いた。 出羽三山神社にての神葬祭であった。 19年間三山神社の理事として貢献、松聖の大行もなし大祝(おおはふり)の 称号を頂いた人であった。心よりのご冥福をお祈りする。 緒方宮司外の皆にも挨拶を申し上げて帰仙した。 道中にて秘書の萩原君と大和宗教の何たるかを、何故に大和の御教えが世に顕現されたのかを、 何故の心づくりか、人づくりか、そして国づくりと神示されたのか。 今、大和教団は大神の大御心を深く悟り、大き道を歩まねばならない。 職員も若き者が多くなってきた。 青年が真に日本の国を守る人となるを自覚行動して欲しい。 その力をもってして、世界平和、人類の幸せのために貢献して欲しいと語り続けてきた。 私自身に言い聞かせているが如き不思議な時間であった。 平成二十一年九月十八日 教主 |
2009/09/16
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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九月十三日、米大リーグのマリナーズに所属しているイチロー外野手(35) =本名・鈴木一朗が、今季出場128試合にして大リーグ史上初となる 9シーズン連続200安打の偉業を達成したと報道された。 彼は大リーグのシーズン最多安打記録を更新した2004年に 「云えるのは小さいことを重ねることが、こういうことに到達するただ一つの道ということ」 との言葉を残している。 ストレッチ、ランニング、キャッチボール、素振り、食事を含めた準備を毎日、 狂いなく進めていく。 妥協のない継続が、変わらぬパフォーマンスを支えている。【9・15産経より】 彼の偉業は米国では余り高い評価では報道されていないという。 日本人だからか、ホームランバッターでないからか、それでも彼の評価は これから高まるであろう。 競技野球を彼は野球道として道を踏み固めている。 毎日毎日の小さな事の積み重ねを、厳しく身を律し慎みて歩んでいる。 イチローの野球道に乾杯である。 平成二十一年九月十五日 教主 |
2009/09/15
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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九月十三日、今日は教務支庁神和殿にて、祖父敬一郎・祖母チヤウの式年祭に 使用する祝詞を編揖した。 敬一郎さんは万延元年に生まれ、昭和25年1月15日に90歳で帰幽された。 チヤウさんは明治6年9月10日に生まれ、昭和24年3月5日に76歳で帰幽された。 私の心の中で、祖父母の存在が年々大きな存在となり、御神示を拝し奉り、 「本年を期して、我が大和の信仰対象として祀るがよし」 との御神意を賜った次第である。 秋の御霊祭りである『万燈慰霊祭』の日に、祖父敬一郎五十九年祭、 祖母チヤウ六十年祭を斎行させて頂くことになった。 祖父敬一郎は神術・易に精通なし、その霊験は奇毘なるものでありしを 開祖様より漏れ聞いていた。 そしてこの私の修行経歴の導きの主でもあった。 祖母チヤウは常に開祖様を御守り続け、生涯を終えた人であったという。 我が教団の陰ながらの礎を築きし人であった。 敬いと感謝の念をもって奉行させて頂くものである。 平成二十一年九月十四日 教主 |