６月５日、教主誕生祭が和々しく開催された。

本年もご来賓の皆様をはじめ、心ある多くの教信奉者の祝福を賜った。

誠に有り難きことである。

私の謝辞にて開祖様からの修行への誘いの言葉に粛々と随順なせし身上を少しく語らせて頂いた。

そして、私は開祖様に指示されし諸事には公私の隔てなく、

全てに『ハイ』と受けさせて頂いたことをも話させて頂いた。

一千日の大行も６５６日１３００座の行修となり、

来年２月３日には９００日を迎え、

結行１００日間は修行に没頭する覚悟も伝えさせて頂いた。

教職員の寸劇も楽しく催された。

笑顔いっぱいの楽しい一刻を共有させて頂いた。

感謝です。


　　
　　　　　　　　　平成二十八年六月五日　教主

６月３日午前８時３０分より総監と打ち合わせをした。

この折、北海道の行方不明となった少年について少し話した。

御神託では『２日午前８時までに自衛隊員により見つかる。生命は守られるであろう』とのことであった。

案じていたが、１日遅れの午前７時４５分に自衛隊員により生存が確認された。

本当によかった。

６日間、水を飲みて演習場内の施設にて生活していたという。

捜索をしていた逆方向でもあった。

それでもこの少年の逞しい生命力に拍手を贈りたい。

両親の心、この子の心、わだかまることなく当たり前の親子の睦びを祈らざるを得ない。

世間は時として厄介なものとなる。

神仏から護られ与えられた生命を大切に育み、

世の中の為に役立つ人と成長して頂きたいものである。


　　
　　　　　　　　　平成二十八年六月三日　教主

６月１日、月始祭斎行後、全体会議、特別講習会第２日目と午後３時頃まで行われた。

その後、常務理事会も開催され、今後の活動展開を申し合わせたそうだ。

私の一千日神行も６５０日１３００座となった。

今日は３座奉修させて頂いた。

これまでも数々の行徳と云う大神の智恵を神授された。

正に『行ほど尊いものはない』の御教えを感得するものである。

６月２日、東日本大震災にて家屋流失された方が、町で造成された高台の土地に家を建てることになり、

是非にも教主様にとのことで地鎮祭斎行の為に朝７時半に出立した。

祭場舗設組は７時に出立したようだ。

道中厚い雲がかかったりと少々案じられたが現地は晴れ、風が少々ありの天候となった。

これまでの仮設住居よりのようやくの解放である。

広い和風邸宅となる。

この３ヶ月、大和の庭に出向する度に、家相の相談を受けた。

よい家となるであろうことを信念するものである。

儀式は誠に厳粛であったが、祭員２人の作法に未熟さを観るは残念であった。

努力精進を希うものである。


　　
　　　　　　　　　平成二十八年六月二日　教主

５月３１日、第８回特別講習会が開催された。

今回より統理、総監主導にての開催となった。

日程表を観て、私の時間を４５分程入れた。

私は午後１時よりの平松総監講義より席に着いた。

彼は知識を主としての話となりしものであったが、大和の信仰信念に結ぶ話を次回は期待したい。

それでも成長を感じるは嬉しきことである。

次の特別神事善導救済にての相双分祠長と会津若松教会長の二人の話は誠に力強き救済信念であった。

後輩教師にはその大いなるヒントを得たものであろう。

私の教導を守り、実行、そして進化せし善導救済の姿に感動を覚えるものであった。

皆もこの両教師に習いて努力して頂きたいものである。

私も結び総括的に指導させて頂いた。

よい学びの時間ともなった。

これからの活動に期待するものである。


　　
　　　　　　　　　平成二十八年五月三十一日　教主