教主様のお言葉 - 最新エントリ |
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2016/05/24
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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5月23日、三陸分祠にて第29回目の大和の庭を開催した。 23日の定例となりしは嬉しきことである。 みそぎ大行第1日目の綾里郷・立石神社での修行の後、三陸分祠にて1時間程の行を執行したと聞く。 その後、心づくしのおもてなしを賜ったようだ。 奉仕の皆さんに感謝申し上げた。 神殿もこの大地に調和されしを感体する。 庭の2時間はあっという間に過ぎる。 信仰の深みを指導させて頂いた。 皆も熱心に学ぶ姿に楽しきを共有した。 この後、震災後の町の造成にて宅地20区画が整備され、その1区画に新しい家を建てることとなり、 6月2日の地鎮祭の為に現場を検証させて頂いた。 現場までは工事中で入れなかったが、高台で見晴らしのよい場所であった。 その眼下には復興公営住宅の建設も急ピッチで進められているようだ。 気仙沼もようやくに復興の光が見え始めている。 信仰者の皆と頑張らねばない。 平成二十八年五月二十三日 教主 |
2016/05/23
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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5月21日、22日とみそぎ大行が行修された。 第1日目は開祖様ご修行聖地の一つである岩手県大船渡市綾里の郷で行われた。 立石明神を祀る御堂にて神恩感謝の拝神行を奉行した。 昭和5年より8年3月3日の大地震による大津波に呑まれしまでの3年4ヶ月間の修行場であった。 生死を懸けた厳しき修行をなされたという。 その足跡を少しく体感するものでもある。 翌日は大國神社境内地、開教社、祈祷殿での行となった。 「三位体霊性統魂神行」と称え奉る奇毘なる秘行法である。 この行法は昨年、一千日大行の行徳として神授されしものである。 本年は私は行先達は慎みて統理に委ねた。 これも神意によるものではある。 多くの参行者が涙を流す行となったという。 正に三位体霊性統魂となり得し状である。 御神導に感謝するものである。 平成二十八年五月二十二日 教主 |
2016/05/22
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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舛添都知事が先日記者会見するも誠に歯切れが悪かった。 政治家としての「真善美」はその姿にはもう見られなかった。 人間、持ち慣れぬ権威権力、財を持つと崩れる人が実に多くいる。 政財官界ばかりでなく、宗教者と云われる者にもである。 魔の誘惑は実に恐ろしきものである。 5月20日・21日と仙台秋保温泉にて先進7ヶ国(G7)財務省・中央銀行総裁会議が開かれた。 震災復興の姿も見せられたとも云ってはおるが、真にそうであろうかと思うは私ばかりではないであろう。 仙台のG7に引き続き26日・27日は主要国首脳会議が伊勢志摩で開かれる。 もう既に警備体制に入っているという。 経済効果にも期待はあったが、逆の声も漏れ聞くものである。 机上プランのようにはいかないものらしい。 主要国といえども自国の都合、利益の為には踵を返す事を何とも思わない国々ばかりである。 日本人の心での交渉は甚だ遠き世界にあるを覚るべきであろう。 平成二十八年五月二十一日 教主 |
2016/05/19
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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5月18日午前10時より、神社にて平成11年頃より7年間参籠修行せし青年と 10数年ぶりに1時間半ほどお話をした。 7年間の奉仕後、志を建てて国学院大学の神道学科で学び、卒業後は神社に奉職なし、 大和大神との約束である『勉強をなし、力をつけて、大和教団の為に働きます』との、 決意と覚悟をも明とするものであった。 身上の整理をなし、速やかなる復職にて生久栄人として貢献をと期すものである。 この後、23歳の心弱き青年と会い、このお山で救われるごと心通わせて頂いた。 引き続き、大郷町の赤間宅へ出向。 2柱の神々とご奉斎する神祭をお仕えさせて頂いた。 そして、心打たれしお姿を心に刻むこととなった。 有り難き信仰の篤きをや。 今日も嬉しき一日を賜った。 感謝です。 平成二十八年五月十八日 教主 |
2016/05/18
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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5月17日午前3時より潔斎後、鎮魂祈念を常の如く行修した。 8時半より復興副大臣の長島忠美先生の講演を聴講した。 決断とその対応に、そして更に善処すべく対応をの姿を観るものであった。 やはり心の結び、人と生き物との関わりの底辺に流れる日本人の魂・心であるを力強く語られていた。 如何なることにも挫けぬ強き心を共有せる村民を誇りともするものであった。 熊本の車中避難を憂うものでもある。 早くに先ず住宅をと願わざるを得ない。 こうして公務ご多端の中にもお越し頂けしは、 立正佼成会さんの常日頃の社会貢献の力によるを感謝せねばない。 講演後、長岡市役所の危機管理防災本部を視察、森市長のご挨拶も頂いた。 ホテルに戻り昼食をとり『ふりかえり』ということで、お一人ずつ感想を述べられ、 私も『日本人の持つ、しなやかな心の強さ、魂を、大和心に感謝を』と、 少しお話をさせて頂いた。 立正佼成会長岡教会・荒川教会長さんはじめスタッフの皆さんに改めて感謝申し上げるものである。 雨模様の中、一路仙台へ向かい、夕方6時前に到着した。 3日間の出向の無事に感謝です。 平成二十八年五月十七日 教主 |
2016/05/17
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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5月16日午前3時起床。 部屋の湯舟にて潔斎、鎮魂祈念行を修す。 昨日の瑞詮寺道場地鎮祭を神々に、そして教職員に感謝す。 統理班は日帰りにて夜11時頃に神社に着いたという。 富山出向で初めての日帰り強行日程であった。 9月には上棟祭、翌年6月4日には竣工祭が斎行予定である。 今回のような日帰りも検討しなくてはならないと思考する。 10時に新宗連・斎藤事務局長と立正佼成会長岡教会・荒川教会長さん等の出迎えを頂き、 教務部長さんのご案内で河井継之助記念館と山本五十六記念館を見学した。 荒川教会長さんのご配慮にて河井継之助記念館の館長さんより実に丁寧なるご説明を賜った。 沢山の学びをさせて頂いた。 『常在戦場』の言葉は特に心に刻まれた。 お昼には美味しい名産のへぎ蕎麦も賜った。 感謝に堪えない想いであった。 13時、開会式で理事長として挨拶をなし、長岡震災アーカイブズセンター「きおくみらい」を視察。 後に、バスにて蓬平温泉の和泉屋さんにチェックイン後、山古志地域の視察を 長岡市議会議長の関氏ご夫婦のご案内を頂いた。 平和の鐘も聞かせて頂き、犠牲者に対して鎮魂の黙祷を捧げた。 闘牛の牛舎や、養鯉場をも見学した。 震災の脅威、復興の力を肌に感じさせて頂いた。 夜は楽しい語らいの一刻を持った。 平成二十八年五月十六日 教主 |
2016/05/16
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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5月15日午前6時、富山の瑞詮寺に向けて出発した。 統理外祭儀班と2班に分かれて出立し、私どもは12時半頃に到着した。 先行隊は既に地鎮祭の準備に入っていた。 労いの言葉をかけ祭場舗設を指導した。 浄土宗に籍を置く寺で4代目の誓順尼僧に託され、6年を経ての事業である。 次から次と問題が発生し暗礁に乗り上げ、大きな壁もあったが、 一つ一つ乗り越え、厚い壁を打ち抜いてきた。 祈蹟による奇蹟の連続であった。 御神導の任にその歩を進めると必ずそこには助けて下さる人がいた。 何とも有り難きことであった。 旧寺院の建物は全て解体し更地となり、南側より西側には美しい白御影石にての塀も完成していた。 日本建築工藝設計事務所代表と担当者、施工業者の栄工社さんと図面上の打ち合わせをなし、 午後2時より地鎮祭斎行となった。 瑞詮寺とのこれまでのことが走馬灯の如くよぎり、熱きものが込み上げてくるを禁じ得ずであった。 儀式後の挨拶にて、施工される栄工社坂井敏之氏、誠之氏の尽力に 改めて御礼を申し上げるものであった。 約1年をかけての建築工事となる。 怪我災難なく清々しい瑞詮寺道場の竣工を乞い祈むものであった。 私と総監、総務部長は、明日からの新宗連の集会の為に長岡市に向かわせて頂いた。 平成二十八年五月十五日 教主 |
2016/05/14
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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5月13日、特別慰霊2座を奉行した。 第1座後に開祖様時代からの篤信者の方の相談を受けた。 もう90歳に近い方ではあるが、今なお元気に教団の為にご尽力下されし方でもある。 ご自分の娘さんの金銭や物に対する異常なまでの執着、 母なる方の財を得んとする仕打ちの厳しきを嘆くものであった。 更には信仰に対しても過ぎる批判、そして、物を投げ暴れるという。 身の周りの世話する人や篤信者の実妹までも邪魔にするようだ。 夕方に食事を作って帰るが来てほしくないとの悩みでもあった。 夫々に相応しい道をと祈るばかりである。 子に信仰心を植え付けることのできぬ付け回しとだけでは済まぬ憐れさがある。 これよりの晩年の一日一日を穏やかに暮らせるように手を延べていかねばならない。 平成二十八年五月十三日 教主 |
2016/05/12
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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5月11日、『第257世天台座主傳燈相承披露の集い』に参席させて頂いた。 会場近くで車が渋滞しており、かろうじて間に合い席に着いた。 来賓祝辞は全日仏代表、神社・諸宗代表のお二方であった。 私も鏡開きの御役を仕えさせて頂いた。有り難きことであった。 知己ある多くの先生方とも親しくご挨拶申し上げた。 750人の集いという。 日本仏教界の頂きにあられる法燈相承である。 よい勉強をさせて頂いた。 今日はこの会場であるホテルに泊まらせて頂く 大僧正森川宏映猊下の弥益のご活躍を乞い祈むものである。 平成二十八年五月十一日 教主 |
2016/05/11
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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5月10日、神和殿にて三座の行を仕え奉る。 何事も神意、吾意の如くは事運ばずではある。 明日は京都に出向し、『第257世・天台座主伝燈相承の集い』に参席させて頂く予定である。 そんな折に、また悲しき事件が起きた。 9日夕刻、中学2年生の女の子が2人で手をつなぎ電車に飛び込み、自らの生命を絶った。 家庭でも学校でもその少女の悩みの姿を観ることはできなかった。 親密なる交わりの欠落が大きな因であろうか。 それほど、感性が薄くなった所以でもある。 このような人を救わなくてはならない。 宗教者として何ができるであろうか。 平成二十八年五月十日 教主 |