１２月２２日、静かなる一日にて、嬉しき報告が二人の人よりＦＡＸであった。

正に神威開顕の祈蹟ではある。

大神様のみちびきに感謝するばかりである。

新潟の糸魚川では午前１０時半頃より中華料理店より出火、

強風にあおられて延焼１４０軒という。

着の身着のまま避難された多くの人が報道されていた。

夜になっても鎮火せず、消火水も不足であったようだ。

師走の中での大火に心曇るばかりである。

心よりお見舞いを申し上げるばかりである。



　　　　　　　　　平成二十八年十二月二十二日　教主

１２月２１日零時より冬至星祭が統理斎主にて斎行された。

儀式前に少し雨落つも儀式が始まると雨は止み、誠に穏やかな気候となったという。

天津火の送火も実に綺麗な御神火であったようだ。

大火祭壇の火炎も真直ぐに立ち昇り、美しい神象をみたという。

私は１１時３０分頃に神社へ出向し、教職員の明るい表情がよい神祭であった証左であろうと感じた。

職員等は仮眠をなし、８時には大祓式、会議と続いた。

年毎の恒例行事なれど有り難く感謝するばかりである。

統理も元気であった。

来年は輝ける年となりますと断じていた。

頑張ってほしいものである。

私は午後１時より福島の女性の特別神事を執行した。

胃癌、大腸癌、そして膵臓にも影が見えるという生命危うき姿ではあるが、

これよりの人生を大神に託すものとした。

大死一番の覚悟をもって、儀式後の生命は大神様より頂きし生命と

心底よりの感謝をもって日数を重ねるごとと断ずものであった。

守り給へ幸へ給へ。



　　　　　　　　　平成二十八年十二月二十一日　教主

１２月１９日朝方に、善導救済法の相談ありし教師に説いた。

その法を素直に実行布教なし、結縁をした。

仙台市営バスの車内広告も立案され進められているようだ。

今日は物事が次々と結ばれし日となった。

修行も３座行修した。

翌２０日は暖かい一日であった。

午前零時よりの冬至星祭の舗設やら布教やらで皆、忙しく動き回っているようだ。

気づきしごとを担当者に夫々知らした。

本年結びの祭事である。

天上よりの天津火の送火を容易にすべく桜木の移植や、来年に向けて舗設せし大火祭壇の具合等々、

気になるところではあるが、まずはお天気に恵まれしを祈るものである。



　　　　　　　　　平成二十八年十二月二十日　教主

１２月１８日、常の如く３時に起床し、潔斎、鎮魂祈念を行修した。

今日の儀式等々を思念する。

儀式前に祭員の熊川君、萩原君が尋ねしことに応え指導した。

夜の仕事帰りに午前６時頃に道場に来られた青年もいた。

有り難く嬉しきことである。

１０時３０分より儀式が斎行され、副斎主の神拝詞奉誦、斎主祝詞奏上と１時間を要した。

次に式典にて道場長の挨拶、信仰体験発表、親教と続いた。

よい体験発表であった。祝賀直会も狭きながらもピタリと収まりし祈蹟ありて、

楽しい時間を共有させて頂いた。

皆さんの温かい見送りを頂き、午後６時には帰着した。

２日間の出張であったが、稔り多き奉仕となった。



　　　　　　　　　平成二十八年十二月十八日　教主

１２月１７日、我が家の庭に１０センチもの雪が積もった。

神社は１５センチともなったようだ。

朝からローダーで除雪となろう。

今日は大安の日曜日ということで４件もの地鎮祭が入っている。

舗設も難儀であろうと案じられる。私も常の如き鎮魂祈念行を修した。

金峯山寺二代管長の順教先生が私に揮毫下れた『大勇猛道』の書が、私に力強い息吹を与えて下さる。

私の一千日大行を成満せし後に賜ったものである。

今日は私は午後１時出発予定にて、東京・板橋道場へ出向する。

明日の東京地方布教５２周年・大和神道板橋道場５周年記念感謝祭を奉仕させて頂くためである。

母なる開祖様の教縁に結ばれし教信奉者の喜びを拝し奉るものである。

夕刻６時頃に板橋道場に到着するも、萩原道場長は新宗連青年会のセミナーにて体験発表の奉仕があり、

私たちよりも遅れての到着となった。

まずは２階の拝殿の舗設、１階のホールの舗設を行った。

奇毘なる智恵を授かりて、ピタリと納まった。夫々が次々とアイデアを出す。

稀なことであった。その後、４人で遅い夕食を頂いた。

食べきれぬほどの食材であった。

私は早目に退席をさせて頂き、明日の準備をさせて頂いた。



　　　　　　　　　平成二十八年十二月十七日　教主

１２月１６日、今日も特別神事があった。

穏やかな気の巡りの中での慰霊供養を奉行した。

仙台市バス広告の写真掲載について指導が入り変更するという。

仙台は殊に厳しい審査があるようだ。

私も勉強させて頂いた。

１５日の新聞では「ＩＲ法案、参院可決」とあった。

宗教者側からみれば賛成できかねる問題である。

経済優先の為せる業である。

今日のトップ記事はプーチン大統領との対談についてであった。

日本人の心魂の働きと、外国人の心魂の働きは次元の違うものと私はずっと思っている。

精神の熟成された心魂と、動物的な我欲の強き未成熟な心魂を観じている。

数時間も遅れし行為を何とも感じず、許されるとしている心一つとっても明々白々であろう。

悪しきことでもやった方が勝ち的世界情勢である。

難民、テロ問題にも、国連は機能せずである。

我が国も早い対応対処する力を持たねばないであろう。



　　　　　　　　　　平成二十八年十二月十六日　教主

１２月１４日、今朝は雨降りであった。

私は雨は嫌いではない。

殊に拝神を為している時は実に心地よい。

特別神事一座を執行した。

神事受者云わく、２時間の時間があっという間に経過したようだ。

この世の世界ではない世界に誘われているを感体したとの言葉が寄せられた。

仙台市営バスへの車内広告の企画に応じることにした。

大國神社経由のバス路線に４２台の車輛があるという。

復職せし教師の提言に副うことにした。

翌１５日も特別神事を執行した。

神社境内も正月迎え入れの舗設が進んでいる。

仮設授与所は完成し、出店所もガス引き込み工事が終わり検査を待つばかりという。

実際に使用検分も急がなくてはならないことを指示した。

特務室の女性職員が自分の身体状況に種々の問題がある中で、

車の免許を一回で合格取得したようだ。

大したものである。

その事情を知る私には殊の他に感心と喜びを感じさせて頂いた。

御神導に感謝である。



　　　　　　　　　　平成二十八年十二月十五日　教主

１２月１２日、巡拝後、特別神事を執行した。

少々体に疲労感じるも、御神導、御神助を拝し奉りて奉行した。

神変様の御下駄祈願の由縁と、その御神徳を掲載する標示板を立てるべく、

場所と文言をも検証した。

出店の舗設にても詳細の説明を受けた。

一千日の行も今朝で８４７日を数える。

あと５ヶ月ではある。

初行より始まり８段階梯の中段である。

９０１日目より本行に入る。

そして、結行となる。

我が身心にも疲労を観じている。

助行者なき独り身の修行の厳しさがこれから身に応えてくるであろう。

まずは身を保持せねばない。

御神助あれ。



　　　　　　　　　　平成二十八年十二月十二日　教主

１２月１１日、相双分祠開所１１周年記念祝祭に出向した。

仙台は少し雪降りではあったが、相馬地方は晴れであった。

９時４０分に到着し、皆さんの温かい出迎えを受けた。

祭場検分、指示をなし着装した。

１０時３０分より報鼓打鳴にて儀式斎行した。

分祠長による大和の祈りをなした後、斎主教主の祝詞奏上をお仕えした。

一言一言の発露に言霊の神々の働きを顕現せねばない。

生きた言霊の力ではある。

この後、式典にては分祠長による『１１年の歩み』を拝聴した。

感動であった。続いて教主による御教えを説いた。

心に染み入る感動となった。

儀式は厳粛に、御教えは感動を、直会は楽しくであるを則とす。

拝所一杯となる皆で、分祠長をはじめ、役員、信奉者の皆さんの

信仰に寄せる熱い想いを我が身に拝し奉りての神人和楽の喜びの一日となった。

感謝です。



　　　　　　　　　平成二十八年十二月十一日　教主

１２月９日、巡拝後、２座の特別神事を執行した。

祭員教師等に祈り上げる言霊の妙意を学修してほしいものと思う。

求道、求学の心の乏しき者にはそれも難きではある。

祈祷、神事の一座一座ごとに神々や御霊との交感のあるを少しく観じとる努力をと願うものである。

新年号の教報原稿を書き下ろした。

翌１０日、諸々の書類に目を通し、業務指示をした。

雪の降る中、蔵王寮の行場へ出向した。

道中にて御神託を仕える。

明日の相双分祠竣功１１周年の祝祭の件にて、種々の霊示があった。

気づき得ぬごとを諭されしごとに感謝するばかりである。

いつも我れ願えば応じて下される神々のおはし坐すことに伏すばかりである。

雪の美しい木立に心清められる想いであった。

韓国では朴大統領の弾劾案が可決された。

賛成２３４票とあった。

世界政治の迷走やいかにである。



　　　　　　　　　平成二十八年十二月十日　教主