教主様のお言葉 - taiwa2さんのエントリ |
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2009/11/02
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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十月三十一日、秋の清掃奉仕の為に大勢の人が来山された。 空は暗く重い雲がおおっていた。 始奉告祭後に皆で御本宮前にて集合写真を撮った。 私が秋の清掃奉仕の集合写真に入るのは何年ぶりであろう。 楽しい言葉を皆と交わしながらの撮影となった。 霧雨のような雨模様となったが、皆さん明るく元気に奉仕に入った。 私は祈祷殿にて殊にの慰霊の為、その仕度をさせて頂いた。 十月も多くの行事が続いたが、教師も職員も奮起して頑張っていることが嬉しき限りである。 九月、十月で新しき信奉者が317人増えたという。 年内には1000人を超え、2000人にどれ程近づけるか楽しみではある。 北朝鮮に拉致された人々を救うべく行動と共に新しき信奉者の御神縁の結びに 一丸となって歩んで頂きたいものである。 新生大和教団の樹立の為に、志を高くもって大和の心づくりの教化活動に邁進して頂きたい。 平成二十一年十一月一日 教主 |
2009/10/27
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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十月二十五日、午前八時より教職員感謝祭・開祖大和御祖之命月命日祭・ 第二回大和の庭が開催された。 月命日祭では内孫二人と一緒に玉串拝礼をさせて頂いた。 可愛い仕種であった。孫がいなければこれもできない。 人間生活の当たり前のことのあること、出来ることは幸せである。 人類史上、この当たり前のことが繰り返され、生命の命脈が保たれゆくのである。 第二回の大和の庭は、前回より十名余程参加者が増えたようである。 楽しい学び合いとなったものと自負するものだが、高齢者の方も十人程おられた。 東京やいわきより参加された方もいた。 巡拝行等でも自分の体の状態を加減する力がないと、体に効いてくる。 指導する教師の力量が必要となる。 第三回は十二月二十六日となる。100人程の参加となるを期待する。 日を重ねるごとに200人、300人となり、大和の信仰の深い理解の上、 実践して頂きたいものと希ってやまない。 平成二十一年十月二十六日 教主 |
2009/10/25
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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十月二十二日、広島に入り、新宗連全国総支部会に出席した。 東北総支部はよほどの用件があったのか、事務局長が欠席であった。 会議後、正副理事長会にて拉致問題について申し上げ、 明日の理事会にて正式に提言をさせて頂くこととなった。 一つひとつの積み重ねが、形になりつつあることに感謝したい。 瀬戸内海を眺望するグランドプリンスホテル広島にて、 諸先生との楽しい語らいをさせて頂いた。 宗教協力するには先ずに仲良くである。胸襟を開いて語らうことである。 二次会はご辞退させて頂き、翌二十三日は評議会、理事会と議事が終わったあと、 北朝鮮に拉致された人々を救うための提言をさせて頂いた。 諸先生方の心にきっと共鳴共感の霊引きあるを信じてやまない。 加盟教団の多くの教団が賛同して下さるを乞い願うものである。 何としてもお救い申さねばの心を持ってである。 平成二十一年十月二十四日 教主 |
2009/10/11
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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10月9日、台風一過の秋の爽やかな朝を迎えた。 早朝5時半からマヒドーン大学の学生の皆が、御本殿・祈祷殿の清掃奉仕をされた。 6時よりは大和拝三法、鳥船神事を行ずる。 共に一つの神行を行ずるは心の通いを観るものである。 僧侶の方は袈裟掛一枚のようで少々寒かったようだ。 暖かい国より初秋の国への温度差をどう体感されたのであろうか。 7時より護摩祈祷を執行し、皆さんの祈願を一人一人大前に言上げ申し上げた。 儀式後、「大國主大神様の祈りの絵皿」を贈呈させて頂いた。 教授と僧侶の方には記念風呂敷をも贈呈。是非使って頂きたいものである。 朝食は私も皆さんと共に本教団の食事の言葉を唱えて頂いた。 慣習の違いもあるが、皆さん合わせて下さって嬉しい限りであった。 ディスカッションの後、本殿前で記念写真を撮り、帰山されていった。 一泊二日の短い研修でありしも互いに別れを惜しむは心地よき風景である。 また再会できることと、無事の帰国を乞い祈むものである。 平成二十一年十月十日 教主 |
2009/10/10
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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10月8日、タイ王国・マヒドーン大学宗教カレッジ日本研修の皆さんが来山された。 ドクター・ピニット氏の引率にて、僧侶5名の方も同行された。 生憎の強い台風18号の上陸にあい、東京駅にて1時間遅れの発車となったようである。 新宗連青年会関係の方々は、更に遅れること2時間であった。 仙台も強い雨降りであったため、正式参拝を祈祷殿で行い、お山での散策を変更して、 私の一千日神行結行護摩祈祷が映写された。 私も後方で鑑賞、次第に振魂状態となるを禁じ得なかった。 改めて一千日修行の尊さと奇毘なる稜威を感得するものであった。 夕食会の折、ピニット教授が感動感嘆され、「動く瞑想」と称え、 是非テープを分けて頂きたいとの願いがあったという。 映像を通して研究させて頂きたいとのことであった。 参加者の僧侶・学生の皆が一応に驚嘆されし評価を頂いたのも台風のお蔭であった。 放映の後、歓迎のご挨拶と大和神道について少し説かせて頂いた。 平成二十一年十月九日 教主 |
2009/10/06
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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10月4日、東京の玉光神社へ表敬訪問をさせて頂いた。 嗣親と田中君を伴って東北自動車道をひた走る。 車中にて特別神事等々の取次を受ける。 玉光神社は井の頭公園隣地の住宅密集地に鎮座されていた。 本山博宮司は心理研究の第一人者でもある。 昭和46年に教団で講演を頂いている経緯がある。 本山宮司が前日米国より帰国されたとのことで親しくお話しを聞かせて頂いた。 奥様も来られ、仙台でのことを懐かしく語られた。 御神前にて正式参拝を申し上げ、権宮司の一博先生ご夫妻のお店で心よりのおもてなしを頂いた。 諸々の宗教談義に花を咲かせ、楽しい和みの語らいのひとときを過ごさせて頂いた。 よき縁のよき人と交流するは、身魂の感交となり実によい気の巡りを拝すものである。 新宗連のよろしき縁をもって、世の為に奉仕致すべく約するものであった。 大変有り難い一日を今日も拝し奉った。 平成二十一年十月五日 教主 |
2009/09/30
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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9月28日、嗣親の第三子の赤ちゃんと初対面した。 おしゃれな病院であった。 母親に労いの言葉をかけ、顔を見る。寝たところだと言われたが、 『にこり』と微笑んでくれた。本当に愛らしい顔である。 赤ちゃんは意味もなく微笑む。この力が生きゆく生命力の根源なのである。 この力は神様が初めから授けて下さった力なのである。 我が大和の信条の一つである『笑顔のこぼれる家庭をつくりましょう』の 由縁はここにあるのである。 恐る恐る抱っこをしたが、非常に愛おしいものだ。 このような赤児を虐待する親がいると思うと「ぞっ」とする。 三歳までの母親の愛情、ぬくもり、温かい言葉なき者は、生涯人間としての 大切なる精神を歪めてしまう因となる。 家庭環境の精美こそが人間社会の整備となることを覚らねばならない。 大和信仰の教化による教育が望まれる。 しっかり信仰者を誘導せねばならない。 平成二十一年九月二十九日 教主 |
2009/09/28
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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9月26日、27日と生き死二道の大事の中、秋の御行である六根大行が執行された。 参行者は昨年より10名余増えたという。 27日の葬儀のこともあり、昼過ぎに一人湯殿へ向かう。 金色に輝く稲穂を眺め、日本の原風景に心を癒される思いであった。 湯殿山参篭所前の朱の大鳥居前に移設された、開祖様が建立されし社号標に、 在りし日の開祖様を偲びて講義を奉行した。 90分間に及んだ講義は熱がおびるものとなった。 その後、美味なる夕食を頂き、早い時間に床についたが、 大きな地震のごときを夢想して目覚めた。 時計を見ると21時であった。 床に就いてから小一時間が経過した頃であったが、汗をかいていた 。夢の中で震度5弱かと思う自分がおり、様々な思いが去来する。 再度眠りにつき、今度は深夜0時前に起床。 これよりの湯殿山本宮での御行の仕度を整える。 満天星降る天空の下で二時間程の御行となった。 神言奉唱、振鈴の音が心地良く境内、山々、川の流れに共鳴する。 正に天地自然の神威を我が身に拝しての御行となった。 雨降れば雨の、風吹かば風の、全てが必要なるが御行である。 大國神社に帰還し、巡拝行を修し、祈祷行並びに浄霊行に入る。 太陽の日を一杯に受けての御行である。 世の中は人の生死あり、喜びあり悲しみあり、何事ありての時の流れである。 この時の流れの中で、信仰者は何事があっても力強く生き抜かなければならない。 修行を終え、千田理事の本葬に参列。 教職員、信仰者の多くの皆さんの参列も頂けた。 57歳という若さであったが、幸せな人生であったであろう。 良き家族に結ばれ、良き職場の縁に結ばれ、多くの人の感謝の心を頂き見送られた。 私も万感胸詰まる想いにて弔辞を申し上げた。 千田君、有り難う。 大和宗教樹立をすべく、更なる世の光たるを誓いてや。 平成二十一年九月二十七日 教主 |
2009/09/26
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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9月25日は悲しみと慶びの複雑なる心境とあいなった。 悲しみは25年奉職した理事の一人が午前八時過ぎに急逝をされたことであり、 慶びは嗣親に第三子の女の子が誕生した報告を夕刻に聞いたことである。 生き死にの二道を体験する大事となった。 若き頃より心臓の病を抱えての奉職ではあったが、教団を愛し、 よく勤めて頂いた一人であった。心より御冥福を祈るものである。 開祖様の月命日祭を終え、彼の為に弔辞文をしたためた。 明日、明後日と秋の御行である六根大行を控えている。 葬儀日程もどうなるものかと案じていたら、夕刻に本葬は27日午後2時との連絡が入った。 修行者には申し訳なきことだが、二日目の行は昼前までとさせて頂くことになった。 人の生死は神のまにまにではある。 殊に信仰者にとっては、深い大神の慈悲の表われを悟ることである。 人知にては計り得ぬを深く覚るものである。 大神の深慮なる神図りの奇毘さに手を合わすものである。 平成二十一年九月二十五日 教主 |
2009/09/24
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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「直葬」という文言を見た。 葬式仏教と云われるくらい死ねばお寺さんで弔う古き慣習の我が国において、 その慣習も崩れてきているという。 火葬場で誠に簡易な祈りで終える葬儀が増えているそうだ。 金銭的な問題だけではあるまいと思うのだが、世間の人々の心は人生最後の儀式である 葬儀にも心を向けないものと傾斜していることは否めない事実であろう。 寺の継承者にも事欠くようである。 檀那寺に相談もしづらい、できないのが当事者の心境であろう。 あえて相談をしなさいと云ってもその現状は変わらないようである。 昔人はお金がなくても葬儀は立派にやらねば故人に先祖様に申し訳立たない心が あったものと思われる。 されど今はその心は稀薄になってきた。これも「物主心従」の姿であろう。 お金や物の経済面が優先され、目には見えない心・魂の想いは伏せられてしまったようだ。 これで本当によいのであろうか。日本危うきである。 平成二十一年九月二十三日 教主 |