教主様のお言葉 - 最新エントリ |
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2009/07/30
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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北九州福岡・山口防府の豪雨・土砂災害、そして群馬館林の竜巻の凄まじさには 仰天するばかりである。 被災された人々に心よりの弔意とお見舞いを申し上げるものである。 天象・地象はこの数年間にて私どもの及ばぬ変象をきたしているようだ。 地球温暖化により、この地球生命体は大きく変貌していることは否めない事実であろう。 そのことは昔より御神示のあったことである。 自然生態に大きく陰りが見えてくるであろう。 その事象は農林漁業という直接私たちの生命を守る食物に顕著に表れてくるものと思う。 実体のないマネーゲームにうつつをぬかしていると、とんでもないことになるであろう。 現在の資本主義経済は必ず崩壊する。 第一次産業、物を産み出す実業を蔑ろにしてマネーゲームごとき投資の産業が はびこる社会は正常とはいえないであろうと私は考える。 平成二十一年七月二十九日 教主 |
2009/07/29
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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7月27日、出羽三山神社へ神恩感謝奉拝の為に出立した。 雨もようの天候であったが、予定の正午少し前に到着した。 観光バスは数台駐車していたが、信仰の白装束の姿はまばらであった。 土日外でも往年は連日の講中にて大賑わいであったとの言葉が想い起こされる。 巫女さんの案内で貴賓室へ通して頂き、緒方宮司、宮野権宮司へ親しくご挨拶申し上げる。 本教本年の太々神楽祈祷の増に祝意を拝するものであった。 正式奉拝の大前にて篤き心をもって感謝申し上げさせて頂いた。 顧みれば昭和三年、開祖様が湯殿山での修行に入りしよりのご神縁にて 早81年の歳月が流れていた。 栄枯盛衰は世の常なれど、開祖様の灯された三山信仰の火は点し続けねばない。 そして必ずや日本精神の再生復活の家庭環境となしゆかねばないものと 心強くするものであった。 夕刻、温海温泉萬国屋さんでの下山感謝祭に臨み、皆様の晴やかな表情に感謝すものであった。 平成二十一年七月二十八日 教主 |
2009/07/25
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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7月22日、昭和38年7月21日の北海道以来、46年ぶりに国立天文台は 硫黄島で皆既日食の観測に成功した。 トカラ列島の悪石島は残念ながら雨でよい観測は出来得なかったようである。 皆既日食で美しいコロナが現れ、皆既の直前・直後にはダイヤモンドリングなどが見えたという。 正に今世紀最高の天体ショーを観ることができた。 私もテレビによる映像ではあったが、その宇宙神秘の顕現を心魂で感応・感銘させて頂いた。 天照大神・月読命・大国魂命の奇毘なる大神威を拝し奉るものである。 次に観測できるのは26年後の2035年9月という。 皆既日食の年は異変が起きるとも伝えられているが、天変地異のなきことを祈るものである。 そして、人為による悪行も起ることのなきように乞い祈むものである。 宇宙生命体の霊止として、我が生命も他人の生命も大切にして頂きたいものである。 平成二十一年七月二十四日 教主 |
2009/07/23
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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七月二十一日は、衆院国会解散となった。八月三十日投開票とか。 民主党の勝ちと誰もがみている選挙である。 民主党政権になった場合、国防はもちろん、教育が逆戻りとなることが懸念される。 人間教育、国民教育の偏した姿がようやくに少しは改善されようとした矢先ではある。 その意味でも自民党には国民に訴え評価をされたしを願うものである。 されど大衆は一過性のムードに走る。 深い理解はないままに一つのムードに押し流され走る傾向にある。 これが恐いのである。 国民の為の政治とは一体何なのかを深く覚り得ぬ政治教育、環境の中で判断するは 昔に難き社会にあることだけは間違いない。 政治家としての骨のある人間集団がなければ、国を守ることも国民の為の政治を 行うことも難しであろうものと憂うるものである。 平成二十一年七月二十二日 教主 |
2009/07/22
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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七月十九日、恒例の夏の行事である出羽三山登拝が始まった。 厳しい社会環境下での登拝行事ではあるが、教師・役員の皆の力で昨年数よりは 上回る動きが僅かではあるが見えてきた。 一時代の潮流にあらがうが如きの山岳信仰ではあるが、出羽三山丑歳御縁年の 縁起歳とも相なり、十二年の御利益を拝したいものである。 第一班、天候は雨落つることなく無事出立す。 第二班の二十日は誠に好天に恵まれし朝の出立であった。 月山もそれなりのお迎えの天候にて、晴々とした表情で本宮に帰奉拝されたようである。 まずは道中安全、何事も無く下山、帰山されしを感謝するものである。 月山大神そして神変大神より神授されし尊き奇畏なる神威の御神器の霊験も 布教されつつあるようだ。 殊には代参登拝の真義授かりしごとにて、その布教の指揮に当たっている。 八月一日出発班まで、気の抜けぬ日が続く。 大神の御神導、御神助を乞い祈むものである。 平成二十一年七月二十一日 教主 |
2009/07/19
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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七月十七日、三山登拝団出立に先駆けて、職員三人同行にて月山・羽黒山を参拝した。 初めてバスを運転する職員の技能確認と、下見も兼ねてのものである。 天気に恵まれ、月山の涼風、高山植物、ウグイスの声に迎えられた。 月山大神に抱かれし我が身魂を感応する。 神職の人の心づかいを頂き下山し、羽黒山へと向かう。 人の流れはあまりない。 土日しか賑わいを見ないという神職の方の声が想い起きる。 丑歳御縁年のご利益にあやからんとする昔の気風は通用しない時代と相成ったようである。 そんな三山夏山登拝講中において、我が教団は明るい兆しを見ている。 昨年よりも参加者が増えてきているは嬉しい限りである。 その我が教団の登拝が、十九日よりいよいよ始まる。 大いにお山繁盛となって頂きたいものである。 一人の怪我災難なく道中安全にての登拝と導き守られるを乞い祈むものである。 平成二十一年七月十八日 教主 |
2009/07/15
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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都議選は自民党惨敗、民主党が第一党となった。 国会も二十一日に解散、八月三十日総選挙とか。 一つの風は民主党に大きく吹き始めている。 そんな中『脳死は人の死』が成立をした。 脳死を一律に人の死と位置付け、臓器提供の年齢制限を撤廃する臓器移植法改正案が 十三日の参院本会議で可決、成立した。 臓器提供は十五歳未満もこれで可能となった。 日宗連・新宗連でも政府に対して慎重論を提言してきたが報われなかった。 宗教界の意見はこの世では誠に稀薄なものなのかもしれない。 政治家への圧力は選挙を通してのものしかないのであろうか。 人間の生命への尊厳は薄れるばかりであることを危惧するものである。 臓器移植法成立にて私益を獲得するは一体誰であろうか。 金権物質万能主義の世界にあってこその現象である。 死というものがあり、生が存在することを忘れてはならない。 平成二十一年七月十四日 教主 |
2009/07/13
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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七月十一日、月例祭と併せて、本年度の出羽三山登拝の道中安全祈願並びに慰霊祭を斎行した。 暑い日となり、汗だくの状となりしも、祈願に熱が入るとその汗は誠に心地よいものとなる。 祭儀終了後、教話をさせて頂き、会議に入った。 丑歳御縁年の年ということもあり、三山会費を大幅に下げたが、 参加数はなかなか伸びないようだ。 社会・家庭環境の様変わりによる時の流れというものの力は抗しきれない強大な力があるようだ。 『時は金なり。時は力なり。』を覚るばかりである。 そんな中でも、新しい芽の息吹があるのが、温かな光明とみている。 じっくり腰をすえ、信仰の原点に回帰し、信仰家庭の信仰教育に時を懸けるべく努力精進であろう。 苦の中に神々の諭しあるを悟證せねばならない。 この時代に如何に大和の宗教はあるべきか。 省みるよい時期であり、機会であるものと心するものである。 平成二十一年七月十二日 教主 |
2009/07/07
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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七月五日、昭和の大スター石原裕次郎の二十三回忌の法要が国立競技場で営まれた。 1987年享年52歳の若さで、難病に侵され奇蹟の生還をなしたものの、 惜しまれつつ逝った。美空ひばりも同様であった。 11万7000人の人々が別れを惜しまれたという。 渡哲也氏は 『俳優としても大スターであったが、人間としても大スターであった』 とお話され、まき子夫人も 『決して他人の悪口は云わない人であった。どんな人にも細やかな気づかいを された人であった』 との言葉が爽やかに耳に残った。 渡哲也が生涯を賭して惚れ込んだ男、男が男に惚れる生き様を観る想いであった。 石原軍団の鉄の結束は男が男に惚れ込む熱き血汐のたぎる軍団でもあったのであろう。 我が教団も熱き信仰に燃えるが如き教団に造り上げなくてはならない。 ピアニスト辻井伸行青年との親子愛、師弟愛の絆も熱き心の通い合いではある。 いろいろと心得ながら進めていきたいものである。 平成二十一年七月六日 教主 |
2009/07/06
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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七月五日の新聞に仙台市DV調査が掲載されていた。 話としては聞いていたがこれほどまでひどいものかとは思ってもいなかった。 配偶者やパートナーから殴る蹴るなどの暴力を受けた経験者は二割を超えるという。 暴力そして性行為強要、金銭的虐待もあるという。 ドメスティックバイオレンス(DV)というそうだ。 何故にこのような問題が起きるのであろうか。 子供の頃に身体的暴力や育児放棄の被害を受けた人の割合が高かったという。 さもありなんである。 こんな凄まじい世相の中で、生まれながらに視覚障害という大きいハンディを 背負いながらアメリカでの国際ピアノコンクールで優勝された辻井伸行さんが、 一日だけ目が見えるとしたら何を見たいですか、という記者の問いに、 何のてらいもなく『両親の顔が見たい』と答えられていた。 両親への尽きぬ感謝の思いが我が胸にも熱く霊引くを禁じえなかった。 この思いが人としてのごくごく自然の情でもありましょう。 霊止(ヒト)としての神性に目覚めねばならない。 平成二十一年七月五日 教主 |