教主様のお言葉 - 最新エントリ |
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2011/08/31
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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八月二十三日夕刻より断食行に入った。 今回は八月三十一日夕刻までの九日間である。 私の一つの願事を達成するための行とした。 人間の本能の一つである食欲というものもなかなかに難儀なものがある。 断食道場の中ではそれなりに辛抱できるのだが、 通常生活の中では強固な意志がないと崩れやすいものとなる。 体重は当初の三日間は毎日一キロ減じていった。 しかしこの三日間は何故かあまり変化しない。 朝の神庭踏神行を一時間ほど行っても変化がないのである。 不思議なことである。食せずとも体力を保っているのである。 今日は殊にの祈祷奉仕もある。二時間は拝み続けなくてはならない。 大神の御神助を頂かなければやりおおせない神事ではある。 此の間、教職員の気づき得ない処を数々気づかせて頂いた。 大神の大御心に叶わぬ数々の不足のあることをも神諭されしは有り難きことであった。 平成二十三年八月三十日 教主 |
2011/08/30
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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八月二十九日、決戦投票の末に野田佳彦氏が逆転勝利で民主党代表となった。 小沢派は勝つことができなかった。 この間にも拉致問題は遅々として進まず、 逆に朝鮮学校の無償化へ向けて梶が切られてしまいそうであった。 民主党は真に国益を考えているのだろうかと疑わざるをえない。 民主党議員にも松下政経塾出身者が数多くいる。 昔、こんな情報が入ったことがある。 松下政経塾にもある機関が入ってしまった。 云わばリベラル派の思想が強く入ってしまったということらしい。 国を憂うる者から見れば納得である。 今の自民党もリベラル派のごとく、あまり民主党と変わらないのは衆知の通りだ。 私共、宗教を奉ずる者にも様々な思想が入り込んでいる。 ご皇室を尊崇し、国を愛し護ろうとする宗教は誠に少ないと 見知るものであることが残念ではある。 それでも宗教協力は為してゆかねばならない現状がある。 平成二十三年八月二十九日 教主 |
2011/08/26
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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菅直人首相がいよいよ退陣するようだ。 候補者は乱立の様相にて小沢氏詣が始まっている。 政治の世界は闇が多く、私たちの入る世界ではないようだ。 祭政一致の祭祀・政治の時代はよけれども、今はその影も形もない。 宗教を預かる者も、何れの政党にも組し難きものではなかろうか。 子供の虐待は今もひっきりなしに起きている。 里子に貰い受けた生命までも断ち滅ぼす。恐ろしい社会現象である。 虐待されて育った子は自らも虐待を繰り返すという。 親に成りきれぬ未成熟な者が子をはらみはらませ生む。 子がうるさく煩わしくなれば、いとも簡単に虐待して殺す。 何の抵抗もできない子供にとっては受難の時代である。 夫々が生命の尊さを訴えても社会に浸透はしない。 政治が悪い、教育が悪いなどと云っている場合ではない。 人間としての心づくりをしていく根本教育をしなくてはならない。 まずは家庭である。 宗教や信仰はその道を徹せなければならないと思考するものである。 平成二十三年八月二十五日 教主 |
2011/08/16
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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八月十四日、十五日と上京し、終戦記念日の式典に参列する筈であったが、 のっぴきならない用件が生じ、残念ながら欠礼することにした。 本教有志等が十四日夕刻に行われた新宗連主催の8.14式典に参加するために バスを仕立てて本年も参列させて頂き、無事に十五日朝早く帰山されたようである。 嗣親も青年会委員長として平和を希求し、絶対不戦を訴えた。 人間は何故に戦争をするのか。国家の偏った利益追求の為であろう。 強者の自国利益の正義論を正当化なし、弱者が歯向かえば武器をかざすだけである。 原爆保有も自国は持っても、他には持たせない。 誠に不平等な矛盾した論理がまかり通るのである。 国連機構もその論理に立ってのものであるように思える。 現状の力関係では日本は常に常任理事国に入るのは不可能であろう。 欧米中の国民性を日本の国民性と同一視しての政治外交では 太刀打ちは不可能であることを悟證すべきである。 されど人類恒久平和の為に努力は為し続けなくてはならないことも事実である。 平成二十三年八月十五日 教主 |
2011/08/14
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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八月十三日の盆入り日、大國神社でお盆花慰霊祭並びに日蓮宗関縁浄霊安鎮祭が、 東日本大震災犠牲者の御霊たちをも招き迎え奉りて、厳粛に斎行された。 美しく飾られた祭壇に心清らかに鎮まるものである。 例年のことではあるが、山に入り木を切り出し、造り花を奉製して取り付ける。 私はこの御霊祭の度に想うことだが、此の世での造り花は、 彼の世にて霊と化した時、生きた花となるであろう。 教信奉者の真心が、この造り花に籠められ、生き活きとした 生命ある花と化すであろうことを、私は確信しているものである。 出羽三山登拝連続五十年掛で表彰された一人である井上定雄さんが、 儀式前にご夫婦で御礼に来られた。 記念品の神器の作法を略教伝させて頂いた。大変に感謝されていた。 井上家を大きく守る神器となるであろう。 五十年間の奉仕に改めて敬意と感謝を申し上げた。 余震もなく、ゆったりとした時の流れの中で、今日の御霊祭の慰みを拝し奉った。 平成二十三年八月十三日 教主 |
2011/08/12
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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この数日間、建物の増改築、改修工事のプランニングに追われるも、 形あるものを造り出す仕事は楽しいことである。 八月十一日で震災発生から五ヶ月となる。 余震もなく月例祭が斎行となった。 婦人部の方々も明るく奉仕して下されている。 今日のお昼は冷やし中華でたいへん美味しそうであった。 私は儀式を欠席し、教化会において四十五分程お話をさせて頂いた。 大和教団は顧みれば、常に人様の為の善導救済の活動にあったことを 改めて識るものであった。 私たちの日々の宗教活動は正に人々の悩みの解決と対峙しているものであった。 世の人々の幸せの為に、心と体と時を捧げてきた。 云わば生きた宗教の活動をしてきたことを誇りとするのに足りるものであった。 教師の皆とその奉謝行に喜びを共有し、 更なる善導救済の神業に精励することを申し合わせた。 心嬉しい一日でもあった。 平成二十三年八月十一日 教主 |
2011/08/08
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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八月四日から五日と富山へ出向した。 翌日の六日に、女子職員であった者が三百日・六百座の御行を 104日遅れたがようやくに成満し、その奉告式を執行した。 三月十一日の大震災の折に、奇毘なる縁を結んで七月八日の誕生日に入籍し、 七人の家族と同居した。 松緑神道大和山の青年と結ばれ、十月には結婚の奉告式を 両家族参列のもとで行うという。 大和教団と大和山さんの結縁でもあろうが、 私も是非にも参席をしたいと願っている。 日程を合わせて頂き、予定を立てなくてはと思っている。 この出会いも、昨年、一昨年と8.14式典に、私の随員として奉仕をさせ、 屋久島スタディツアーにも参加させた時より、 彼の方も彼女を見知っていたようである。 私もその青年と会ったが、なかなかの好青年であった。 閖上の地にて花栽培を営む農家であったが、此度の震災で被害を受けたため、 今は瓦礫処理の仕事をしているという。 神縁に結ばれしこの二人に大いなる神の祝福を祈るものである。 平成二十三年八月七日 教主 |
2011/08/07
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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八月六日、拉致家族代表の飯塚さんや増元るみ子さんの娘である平野さん等が、 昨晩より大國神社に参籠され、仙台七夕での街頭署名をなされた。 皆様はお忙しい合間をぬって本庁まで挨拶に来てくだされ、 飯塚代表もお元気の様子で安心した。 平野さんは 「教主様は新宗連という宗教団体連合にお願いして、 三十七万余の方々の署名活動を喚起して下さり、改めて感謝申し上げます」 とお伝え下された。 有り難いお言葉を頂いたが、報道関係者を動かすことができなかったことが 残念ではあった。 新宗連の対社会的活動の貢献が、これまで報道関係者への訴えが 少なかったのではと思われる。 今後の活動が取り上げられるか否かは別として、 積極的に情報を送るべきだと思っている。 九月の石巻での被災者の慰霊、六十周年式典、8.14式典と、新宗連の存在を もっと世の中にアピールする力を発揮発顕しなくてはならないと思う。 本日は、広島の原爆犠牲者に対して一分間の黙祷を心静かに捧げさせて頂いた。 平成二十三年八月六日 教主 |
2011/08/03
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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八月二日の新聞によると、自民党元議員が韓国のウルルン島の視察のため、 金浦空港に到着するも、韓国政府は入国管理法の 「公共の安全を害する行動を起こす恐れがある」との規定に基づき、 入国を拒否され、やむなく帰国したという。 これに対し自民執行部も「党務出張ではなく個人の訪韓である」としたという。 誠に弱腰である。 韓国政府「愛国世論」に迎合と大見出があった。 祖国を守るという信念が全く見られない。 近隣諸国に見下げられるばかりである。 そんな紙面の中に、宮城から自衛隊撤収とあった。 自衛隊の皆様には県民の一人として心から感謝申し上げたい。 全身全霊をもって活動して頂いた。 自らの体を極限まで捧げての活動であった。 生命懸の活動でもあった。 国民はまだまだその尊き献身活動の深さを理解していないのではないだろうか。 少しは身と心を休めて頂きたいものである。 平成二十三年八月二日 教主 |
2011/08/02
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執筆者: taiwa2 (12:00 am)
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七月十七日より三十一日までの全八班編成にて行じられた、 八十有余年の伝統行事である『出羽三山夏山登拝行事』が 怪我災難なく行修された。 大震災の罹災中にも関わらず、教師・役員の皆がよくお導き下された。 三山信仰への強い心を感じるものであった。 今年は五十年間世話人として導き集われた方が二人いた。 心からの感謝を申し上げたい。 最終班の七月三十日の班は、月山頂上において強い地震を感じたという。 四時少し前には仙台でも震度四強の強い地震があった。 早くに治まることを願うばかりである。 帰山後の八月一日、月始祈願祭を執行した。 五ヶ月ぶりにて火祭神事を行うことができた。 天井裏の大型換気扇の修理がようやく叶った次第である。 参列者も祈祷殿での久しぶりの火祭祈願に一心に心願諸願成就を祈られていた。 講話では『反省なきところに大神の御蔭なし』を説かせて頂いた。 平成二十三年八月一日 教主 |